なぜアドリブが出来るのか

弾ける人の頭の中を見てみたいと思っていた私

初心者時代の私は、上級者やプロの演奏を聴いて、何であんなにスラスラアドリブが出来るのだろう??なんていつも思っていました。

さぞ、音楽のセンスがよく、何か特殊な才能があるんだろう・・・と。

また、上級者やプロの頭の中は、いったいどうなっているのか教えてほしい、とも切望していました。

頭の中を割って見せてほしい!とまで思っていました。(笑)

それが、ようやく私には分かりました。

アドリブは頭の中のデータを元に作る

アドリブは偶然出来るものではなく、全て意図的なものである、ということです。

よく、空からメロディーが降ってきました。

みたいな発言を、中にはしていらっしゃいますが、それは、単なる表現の違いです。

その人が、メロディーが降ってきたことを、論理的に説明出来ていないだけです。。。

完全ゼロから作る、作曲もそうですが、アドリブというのは、ある情報を一定のルールに則って、演奏しているに過ぎません。

頭の中に、ある程度の情報叩き込んで、それを、ルールに基づいてメロディー化させるのです。

この手順を、何度も何度も脳に教えることにより、自然と無意識にメロディー化することを、脳が覚えるのです。

ただ、これだけのことです。

脳の仕組みを知ったら練習するだけ

「空からメロディーが降ってくる」とは、ある程度の情報をルールに基づいてメロディー化させることが、深い意識のレベルまで定着した時に、「脳が無意識に自動処理してくれる」という現象です。

ですから、こんな風に、淡々と言語化してしまうと、音楽にロマンや夢物語を抱いていた人からすると、若干引き気味になると思います。

でも、これが即興演奏の実態です。

この、何度も何度も脳に教え込ます、という段階が、まさに地味で地道なコードワークなのです。

ですから、天才だから、空からメロディーが降ってくるのをキャッチする、というのはお門違いです。

誰だって、きちんと基本的な事をマスターすれば、ジャズピアノは弾けます。

ジャズピアノに興味を持った段階で、やることをやれば誰でも出来るのです!

出来ていないとしたら、それは、何かをやっていないからです。

もう、出来ないことを自分の才能、能力のせいにするのは止めましょうね。

大貫 恵子

音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。

10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。

初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。

10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。

後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。

30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。

バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。

レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。

相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。

音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。