本当によく使うものを小出しにするのがアドリブの近道

もくじ

アドリブと外国語習得は同じ要領

 

私は、以前からアドリブマスターと言語のマスターの過程は、ほぼ同じだとお伝えしてきました。

なので、普段から英語コーチの方の情報は仕入れるようにしています。

 

もし、外国語を大人になって習得した人は、その過程を思い出せば、音楽のアドリブマスターにも応用することができます。

もちろん、母国語の習得からも、アドリブマスターのコツはわかります。

 

そんな中、最近私が知ったのが、グロービッシュという考え方です。

私はこの言葉を全く知らなかったので、かなり衝撃を受けました!

純粋な英語のネイティブスピーカーは、英語が話せる人全体の2割程度だそうで、残りの8割は非ネイティブスピーカー。

だから、非ネイティブスピーカーがマスターしやすく、且つ、世界に通用する英語として発展したのが、シンプルな英語を話しましょうという、グロービッシュとのことでした。

グローバル + イングリッシュ ということですね!

 

英語コーチの方の話を聞いていると、このグロービッシュという考え方が、私が普段アドリブをレッスンしてきた方針とほぼほぼ同じだったので、本当にビックリしました。

 

 

英語が話せる人必見!その経験はアドリブに役立ちます
4分10秒

 

 

簡単なものを数多くアウトプットする

 

例えば、英語であればシンプルな英語を使うというのは、だいたい中学校で習うレベルの英語で良いとのことです。

例えば、What is   ~~~? のレベルです。

うん、確かにコレなら使えそう!

 

そんなに改めて、単語を覚えなきゃ・・・とはならずに、ちょっと英文を見れば思い出せそうな感じです。

あとは、普段から、日本人なら和製英語も使っているので、それを併せると、結構単語は既に知っていると分かりました。

それレベルの単語を、すぐに、具体的なシーンで、こまめにアウトプットしていく練習をするようです。

 

そう!

このやり方は、私のアドリブレッスンと非常に似ていますよ。

私も、殆どの人が知っているであろう、ドレミファソラシドという、メジャースケールをメインに使って、すぐさま、私とコール&レスポンスという、音のキャッチボールで、アウトプットのアドリブ練習をやっています。

これが、12キーあるので、もしかしたら、キーによっては、未経験な領域もあるかもしれませんが、全く縁もゆかりも無い、スケールではないので、キー毎にゆっくりやれば、殆どの人がアドリブ出来てしまいます。

 

しかも、大抵の人は、メジャースケール使いますよ・・・と話すと、全部の音を使おうとするのですが、あくまで選択肢としてのスケールです。

スケールの中でも、部分的に音を切り抜いて、2音、3音だけでアドリブをすれば、充分アドリブとして成立しています。

 

 

 

大事なことは、そのスケールはどのシーンで使うのかを知ること

 

そして、英語マスターにおいて、もう一つ驚いたことがありました。

それは、私も挫折してきたリスニング・・・

日本人からすると、英語って速いし、波長帯も日本語と違うので、リスニングが難しいと感じませんか?

 

ここも、英語コーチの方がこんなふうに仰っていました。

単に、英単語のリスニングだけをやっても、殆どの日本人は聞き取れないとのこと。

なぜなら、、、

具体的なシーンを体験しないで、音だけ聞き取るのは難しいから!

 

 

なるほど!!確かにそうですね。

結局、私たちは、具体的なシーンで言葉を発して、相手がこんなことを言っているのでは?と多少なりとも、予測しながら聞き取っていますよね。

それなのに、英単語の音声教材だけだと、前後関係が無いから、要は、ストーリーの無いところではコミュニケーション力って落ちるのだ、ということです。

具体的に、どんな現場なのか、臨場感の無いところでアウトプットしても、身につかない。

しかも、自分がどういう現場に出くわすことが多いか?ですよね。

私だったら、英語を使って、壇上に上がって、論文を発表するなんてことは無いな・・・

お店で買い物したり、宿泊先のホテルで手続きしたり、観光地で質問したり・・・かな?なんて、自分が具体的に使いそうなシーンで会話のアウトプットをしないと意味が無い。

 

 

これは、音楽も全く同じだなと思いました。

メジャースケールだけ抜き取っても、だから何?となるのが、アドリブ初心者さんの感覚だと思います。

譜面に、音符で書かれたメジャースケールを弾いたとしても、実は、どのシーンでどのスケール、どの音を自分が積極的に使ったらいいのか、というのが分からないのです。

これは、実際に、リアルタイムで瞬間的に自分で音を出すという、音の会話、キャッチボールで分かってくるものなのです!

 

また、自分が使いこなせるスケールや音に関しては、他人が使っていても、聞き取れるようになります。

これ、英語のリスニング力upと同じ要領なの分かりますか?

自分が使える日本語なら、他人の日本語も聞き取れるけど、自分が使えない英語なら、他人の英語も聞き取れません。

 

だから、やみくもに、誰かのアドリブを聞いても、何を弾いているのか分からない。

その演奏の良ささえもが分からない。

ってことです。

 

私も、人生初のジャズライブでは、当時自分がジャズをやっていなかったので、ライブ開始1分後くらいで、ぐっすり寝てしまいました。。。

(会社終わりで、暖房もほどよくて、心地の良い椅子だったから・・・ということにしておきます。)

 

 

よく、人の演奏を沢山聴くといいよ、なんて言葉は、1度は聞いたことがあるかも知れません。

でも、人の演奏を沢山聴いて、上達するのは、ある程度アドリブが出来る人のやり方です。

曲中でアドリブをしたことが無い初心者の人には、あまり効果的ではないやり方だと、私の経験上思っています。

 

 

今回、私が初めて知ったグロービッシュという考え方は、あくまで私のアドリブレッスンと共通項が多いので、取り上げさせて頂きました。

もちろん、英語習得も様々なものがあるので、どのやり方が一番イイという話ではありません。

それにしても、本当に、言葉とアドリブ習得は同じなんだなと、改めて自分の感じていたことに確信を持つことが出来ました。

アドリブを演奏するというよりも、音で発言するという感覚で、練習してみてはいかがでしょうか!

 

 

初心者さん向け 挫折しないジャズピアノマスターの全容はこちらです。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/

初心者向けジャズピアノ最速マスター8日間無料メール講座