ポピュラーピアノでアドリブしたい人が知っておいた方いい最初の知識とは

もくじ

ダイアトニックコードを知っていますか?

今日は、ポピュラーピアノでアドリブしたい人へ向けてお話しようと思います!
というのも、私がジャズでアドリブが出来なかった頃、ポピュラーピアノであれば、なんとなく耳でアドリブ出来ていたなぁというのを思い出したからです。
当時の自分でも、どうしてポピュラーピアノならアドリブで歌える感じがあるんだろう??と不思議でした。
今となっては、それも説明がつきますが、今日は少し専門的なお話です。

ポピュラーピアノで言えば、最近は、ストリートピアノでブレイク中のハラミちゃんですね。
ハラミちゃんが弾いているようなJ-POPで、もしあなたがアドリブをしたいと思うのなら、最低限これだけは知っておいた方がいいアドリブ理論の知識があります。
それは、ダイアトニックコードを覚えることです。
早速、ダイアトニックコードって何?という方へ、ダイアトニックコードの説明をしますね。

ダイアトニックコードとは、同じキーで曲を形成する時に使うコードのことです。
ダイアトニックコードは、7個あります。

Ⅰ、Ⅱm、Ⅲm、Ⅳ、Ⅴ7、Ⅵm、Ⅶm7♭5

まずは、この7個がスラスラ口で言えるようにしておきましょう!
ちなみに、ジャズの場合は、4音構成が基本ですが、ポップスの場合は3音構成を基本にしていいです。

何の為にダイアトニックコードを覚えるのか

では、なぜこのダイアトニックコードを覚える必要があるのでしょうか?

それは、何の音を使ってアドリブするのかを知る為です。
これが分からないと、曲中でどの音を使ってアドリブしたら良いかが分かりません。
なぜなら、アドリブの基本は、ダイアトニックコードなのか、それ意外である、ノンダイアトニックコードなのかが分かって、アドリブをするからです。
ダイアトニックコードが曲中に書かれていれば、少なくともそのキーのメジャースケールが使えます。

例えば、キーCの曲で、Dmと出ていれば、Ⅱmなので、キーCのドレミファソラシドというスケールが使えるという判断になります。
もし、Fmとなっていれば、Ⅳmはダイアトニックコードに無いので、少なくともキーCのドレミファソラシドは使えないことが分かります。
じゃあ、Fmの時は何のスケールなの?は、説明が長~くなるので今回はここまでです。

いかがでしたでしょうか?
なんとなく、耳でアドリブするのもいいですが、ある程度経験を積んだら、なぜこの音を使うのか?まで納得することが大事です。
ポップスでアドリブする場合は、ジャズと違ってテンションというキラキラした音が少ないので、覚えることもジャズよりは少なく、アドリブへのはハードルは低いかもしれません。
何かお気に入りの譜面を買って、コードを見ながら是非アドリブをしてみて下さいね。

 

ポップスもジャズもアドリブを磨きたい方は、詳細はこちらをご覧下さい。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/

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