ジャズピアノは浅く広くまんべんなく
もくじ
ピアノの役割を理解したらやることが分かる
私が、本気でジャズピアノをマスターしようと思ってから意識したことは、浅く広くまんべんなく、という心がけでした。
それは、ピアノ自体が、多くの役割を果たせるので、誰かのお手伝いをすることを求められやすいからです。
ピアノはどんなことも出来る便利な楽器 = どんなこともピアニストは出来る、のように勝手に思われているのです。
ですから、私は本気でジャズピアノをマスターし始めて3年くらいは、ソロでBGM演奏、セッションやライブで、歌&インストのトリオやカルテッド、ビックバンドで大所帯に対応、と一通りの経験をしました。
ジャズピアノは正直、やることがたくさんあって、覚えることもたくさんあります。
その変わり、弾けるようになると、どんなシーンでも対応できるので、ジャズ仲間から演奏のお声がかかりやすくなります。
伴奏がないと歌えない!吹けない!というミュージシャンは沢山いらっしゃいます。^^
ピアノはサポート役が多い
有名なピアニストは、トリオでライブを派手にやっているかと思いますが、実際ピアノの役割を考えると、誰かのサポートをするシーンが多いことに気付かされます。
そのため、どんな状況にも相手に合わせて対応できる能力を、暗黙の了解でピアノには求められている、そんな印象を私は受けました。
ソロ、トリオ、カルテッド、歌、インスト、コーダル、モーダル、ラテン、ボサ、4ビート、早い、遅い、イントロ、エンディング・・・
こんな感じで、次から次へと、求められる状況があります。
もちろん、この中で得意不得意はあっていいと思います。
ですが、ジャズというジャンルの中では、どんな状況にも対応できる力を身に付けることをオススメします。
あらゆる方向からピアノを見ると理解できる
トリオでカッコイイ演奏をするのも、ピアニストにとっては、とても憧れるシーンではあると思います。
しかし、ピアニストとして成長するなら、どんなシーンでも合わせる能力を持っているかどうか、これも重要な要素となっています!
どんなシーンでも合わせるって、大変そう、と思いますよね。
ですが、ジャズピアノは、細かく見ると、全て基本的なことでしか成り立っていません。
それを理解するためにも、浅く広くまんべんなく、自宅の練習や外での演奏を経験すると、相互関係が結びついて、一気に「使える、使ってもらえるピアニスト」に成長出来ます。
また、いつも同じ環境ばかりを経験してしまうと、アプローチが同じになってしまうので、抱えている問題が解消されなかったり、根本的な問題に気付かないままとなります。
新たな発見もないまま、成長しずらい状態ともなります。
ですから、ある程度演奏が出来たら、いろいろな経験を積むことをオススメします。
経験こそが、自分を育ててくれますので、宝になりますよ!
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。