鍵盤を鳴らし続けることがジャズピアノの練習だと思っていませんか
もくじ
ただ音を鳴らす練習では弾けないジャズピアノ
ジャズピアノが弾けるようになるには、
2つのポイントがあると
以前お伝えしました。
それは、
・コツを知ること
・練習すること
今日は、
練習することに関して、
勘違いしている方が
いらっしゃるようなので、
お伝えします。
皆さんは、
ピアノの練習というと
どんなことを想像しますか?
ストイックに
ピアノに向かって
弾いている姿でしょうか。
楽譜を見ながら
指の運動をやっている姿
でしょうか。
気持ちよく
何かの曲を弾いている姿
でしょうか。
ここで、
一つ大きなポイントがあります。
それは、
クラシックのように
鍵盤をずっと鳴らしているのが
練習だと思うのは勘違いだ、
ということです。
クラシックの場合、
楽譜がを見ながら
何かしらの音を
常に鳴らす
練習をしています。
指が動くようなトレーニングも
ありますよね。
この時点で、
クラシックのやり方を
ジャズピアノでやっても
上達するとは限らないと
お伝えします。
なぜなら、
ジャズはアドリブが主体なので、
自分の頭の中のイメージから
音を鳴らす必要があるからです。
つまり、
鍵盤を鳴らすことの前に、
頭の中で整理したり、
考える時間が大事になるのです。
ですから、
鍵盤をとにかく鳴らすという
練習は、
ジャズピアノには通用しません。
鍵盤にじっと向かって
ひたすら考えるというのが、
音を鳴らす前段階として
とても大事になってきます。
考える時間が長くても練習したことになるジャズ
よくある質問で、
鍵盤の前に座っている時間は
長いのに、音を鳴らす時間が
正味30分くらいなのだが、
これで大丈夫なのか?
というもの。
これは、
もちろんOKです!
つまり、
頭の整理をするのが、
ジャズピアノの練習でも
あるのです。
とりあえず音を出すという
練習しかやっていない方は、
是非、
頭の整理の時間も
設けてみて下さいね。
驚くほど、
スラスラアドリブが
出来るようになりますよ!
ジャズピアニストがやるべき
頭の中の整理とはどんなものなのか、
こちらにまとめています。
宜しければご覧くださいね。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。