暗譜が出来ない人の2つの課題
もくじ
そもそも暗譜する気がありますか?!
久しぶりに企画した特別個人レッスンにも、お陰さまでお申し込みを頂きました。
大きく変化をつけたいと言うときは、今までとは違ったパターンを選択する必要があります。
そういう意味では、私のレッスンのシステムは、一般的なピアノ教室とは違っているので、今までのやり方で上手くいかなかった方に相応しいです。
いつでも無料ガイダンスをしていますので、迷っている方はお声かけ下さい。
お話の状況によっては、コース内容をアレンジすることも可能です。
直ぐに、その場で決めなくてはいけないということではありませんので、ご安心下さい。
さて、よくあるご相談であるのが、楽譜が覚えられないというお話です。
実は私も、楽譜を覚えるのは得意ではありません。
しかし、私が研究をして試した結果、暗譜が苦手な人でもある程度のやり方はある、と言うことが分かりました。
では、暗譜が出来ない理由についてここからお話しますね。
動画でもお話しました。
暗譜が出来ない人の2つの原因
13分24秒
理由は2つあります。
1つ目の理由は、楽譜があるからです。
これ、本当にシンプルな理由です。
もし、忘れちゃってもどうせ楽譜あるし、それをまた見ればいいんだから、覚えなくてもいいっか。。。
なんていうスキのある考えが、楽譜を持っていることで出やすいです。
なので、本気で覚えようと思ったら、極論、楽譜を全て捨ててしまえばいいのです!
そうすれば、覚えざるを得ない状況になるので、脳は本気になります。
本気度が低いと、何事も頭に残りません。
最近でこそ、i real Pro等の伴奏アプリや、スタンダード曲集があるので、それを見ていつでもどこでも、簡単に曲が探せますよね。
でも、何十年も前にジャズをやっていたミュージシャンたちは、こういった便利なツールが無かったので、覚えざるを得なかった、なんて話も聞きます。
正に、覚えざるを得ない状況です!
暗譜=インプットになっていると覚えられない
2つ目の暗譜出来ない理由は、暗譜することは、インプットすることだ、と思っているからです。
以前も話したことがあるのですが、人が記憶に残すには、インプットよりも、アウトプット思考が必要です。
つまり、書いてあることを思い出す作業に意識を向けることです。
思い出す作業を実際にやってみて下さい。
その作業の時に、あなたの頭の動きはどのようになっていますか?
恐らく、メロディーを思い出したら、コードを思い出す、というような順番になっていませんか?
この作業を、10曲、20曲・・・・とやっていくのが、思い出す作業です。
やったらやった分、成果は出ます。
ただ、なるべく短時間で暗譜したいと思うのが人間ですね!
ここで、必要になってくるのが、知識です。
やっぱり、暗譜するにもコツがあって、時間短縮に繋げてくれるのが知識です。
主に、コードやスケールの知識が必要になってきます。
この知識を使って、メロディを思い出した後に、コードを思い出す作業をすると、30回やっていたところが、15回くらいで暗譜出来る可能性が高くなります。
それを、何曲も試すと、次第にメロディを聞いただけで、即興で演奏が出来るようになるのです。
暗譜の先にあるのが即興演奏
カンの良い方はもうお分かりかと思いますが、暗譜をやって最終的にどうなるのか?と言えば、それは、即興演奏が出来るプレイヤーになります。
これ、スゴイですよね!
私も、なぜ暗譜出来ないのか?の研究をして2年くらい経ちますが、そのお陰で暗譜することのメリットとやり方が分かりました。
目指せ楽譜レスです。
暗譜は絶対ではないですが、出来ないよりはいいですし、幅広い音楽への感覚が鋭くなるところがあります。
細かいやり方は、別の機会にでもシェアしようと思うので、気になる方は楽しみにしていて下さいね。
どんな練習をしたらいいのか分からない方は、こちらの無料レッスンをご覧下さいね。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。