共演者に迷惑をかけてもよいと思えるか

演奏を楽しむ時に必要な前提

みなさんは、セッションやライブの時に、相手に迷惑をかけてもよいと思えるでしょうか?

私は、この前提が無ければ、セッション、ライブは楽しめない、と思っています。

意外だと思うかもしれませんが、初めて会った、素性の分らない相手とセッションをするときは、これくらいの図々しさが必要でもあるのです。

普通なら、相手に迷惑をかけないようにしよう!と思いますよね。

ですが、この考えの本当の意味は何か分かりますか?

自分の本音と向き合うことが大事

これは、相手に対しても、「私に迷惑かけないでね」が本音だと気付く必要があります。

相手に対しての要求は、自分に対しての要求でもあるのです。

この状態で、初顔合わせの人とセッションをすると、かなりの緊張状態で演奏は楽しめなくなりますね。

特に、セッションの問題は実技の問題ではなく、自分とのコニュニケーション不足によるものです。

自分とのコミュニケーションとは、自分の本心を直視することです。

まずは、自分の本心を知ってから、共演者とのコミュニケーションをとると、場の雰囲気が調和され、演奏しやすい環境になります。

私も、セッションホストで緊張している時に、自分の本心と向き合ってみました。

すると、「ホストは完璧にやらなければいけない」と、全てを抱え込んでいる自分の姿に気付きました。

その時に、なぜ私はセッションホストをするのか?という純粋な動機を自問自答しました。

出てきた答えは、「今の自分を活かしたい」でした。

みんなで作り上げるのがジャズ

そもそも、即興演奏で作るのがジャズです。

1人だけではなく、現場にいる人全員のチカラで音楽を作り上げていきます。

演奏者だけでなく、リスナーも全てです。

出来ないことは、思いっきり相手に甘えさせてもらい、出来ることはフォローするというスタンスが大事です。

自分の中で、このバランスが取れた時、ベストな演奏が出来ますよ!

大貫 恵子

音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。

10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。

初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。

10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。

後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。

30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。

バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。

レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。

相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。

音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。