挫折しない自分を育てる効果的な目標設定の仕方

もくじ

計測可能な目標設定にしよう

先日、ある受講生さんのレッスンで、私と一緒に、半年間、毎月1回はお店のセッションに参加するという、課外活動のようなレッスンが無事に終わりました。

私のレッスンの基本編をクリアした方には、ご希望があれば、レッスンの一コマとして、どこかのお店のセッションに、私がアテンドするサポートもやっています。

私は、あまり自分の演奏をYouTubeに載せないため、普段のレッスンとは違う演奏が見れる、とのお声も頂いています。

また、つい先日、セッションのお店で出会った方に、このようなアテンドについて話していたら、とても共感して下さいました。

やっぱり、みなさん、セッションデビューは緊張するようですね。

私も、ジャズピアノを習っていた頃、先生がセッションの現場に付き添ってくれればいいのにな・・・と思っていたため、今では、逆の立場でアテンドサポートをしています。

 

そんな中、やっぱり、自分を育てる効果的な目標設定は大事だな~と思ったため、今日はこちらについてお話します。

個人的には、目標設定って必要な面もあれば、いらない面もあると思っています。

ただ、実際は私も、無意識に目標設定をしていたところもあるので、私の経験上、自分を育てるコツとして、目標設定を少し取り入れると楽しくなると感じています。

 

 

では、どんな目標設定がいいでしょうか?

 

それは、誰が見ても計測可能な分かりやすい内容にすることです。

例えば、今回の受講生さんのセッション参加の目標設定であれば、「半年間で月に1回、セッションに参加する」という内容です。

かなり、数字が具体的で、やったかやらなかったかが、分かりやすい内容になっていますよね。

これが、とっても大事です。

 

他には、「今月は必ず1回誰かと「枯葉」をセッションする」なんて目標設定もいいですね。

これも、枯葉という曲の指定と、今月1回、という具体的な内容になっています。

 

このような感じで、誰が見ても、100%やったかやらなかったかが、分かる内容を目標とすることが大事です。

 

 

ニュアンスだけで自分を決めつけないで

 

一方で、あまりオススメしないのは、雰囲気や曖昧な内容で判断する目標設定です。

 

例えば、「カッコイイ演奏ができたかどうか・・・」

ここまで宣言しなくても、なんとなく、無意識にこういう目標設定ってしていませんか?

 

 

こういう状態になると、大抵決まって起こることがあります。

それは、他人と比べて凹むパターンです。。。

 

目標設定が曖昧だと、やったかどうかが分かりずらいので、それを判断するのに、つい、周囲の人と比べてどうだったかを判定してしまいます。

比べる教育に慣れている世代程、やってしまいますよね。

ただ、人と比べることも、自分を育てる効果的な比べ方があるので、それを使うのであれば大丈夫です。

それが分からなければ、100%誰が見ても分かりやすい計測可能な内容にする方がいいです!

 

 

簡単な目標設定の方が良いワケ

 

最後に、目標設定の内容は、簡単なものをオススメします!

これは、自分でも既にやっていたことだったけど、後から脳科学の先生に教えてもらって、やっぱりそうだったのか~と分かったことです。

それは、難しい内容を達成しても、簡単な内容を達成しても、脳の中では、同じ1回としてしか、カウントされないというメカニズムです。

 

例えば、「音楽を1曲聴く」という目標と、「12キーに移調して、枯葉を両手でアドリブする」という目標が、脳の中では、同じものとしてカウントされてしまうということです。

どうやら、私達の深い意識では、どちらがスゴイか、その内容の価値が分かっていないとのことでした。。。笑

 

 

この話を聞いたとき、私はビックリしました。

でも、確かにその感覚は、私も体験済みなんです!

私は、「1日1回音楽のことを考える」なんていう、誰でもやってそうなことまで、目標設定にしていました。

すると、私は音楽家だ、という感覚になって、着々と進んでいる感じもありました。

だから、大きな難しい目標を1つ掲げるよりも、小刻みに目標を作って、達成した数を数える方が、自分はすごく成長している~~!って感じが味わえます。

 

いかがでしたでしょうか?

自分を育てる技術としての目標設定は、日々の感覚や感情が整って、行動を起こしますので、是非このメカニズムを使って、楽しんでみて下さいね!

 

 

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