ジャズでアドリブが出来ないときに試したいこと

もくじ

ポピュラーピアノや歌謡曲で試してみる

先月は、講座開催に向けての準備などでバタバタしていましたが、無事、現在講座を進行することが出来ています。
個人レッスンとは違って、一度に沢山の方とお話するため、雰囲気がガラっと変わり、私も新鮮な気持ちで臨めます!
近々開催する懇親会も楽しみです~

 

さて、もしあなたが、ジャズを始めても、なかなかアドリブが出来た感じがしない・・・というのであれば、是非読んでほしい内容をお届けします。

多くの人が、音やスケールが分かれば、アドリブが出来ると思い込んでいますが、実はそれだけでは、アドリブは出来ないって、ご存知でしたか?!
私も過去、何をやってもアドリブが出来た気がしない時期がありました。

スケールはとりあえず使えているものの、なんというか、、、気持ち良く歌っている感じがしない状態です。
歌えそうで歌えない、そんなもどかしい時期がありました。
確かに、音は大事ですし、そもそもどんな音を使うかだけは、最低限必要な情報です。

もし、これを読んでいるあなたが、使えるスケールは知っているけど、気持ち良く歌えない、アドリブが出来た感じがしない、というのであれば、試して欲しいことがあります。

 

それは、8ビートでアドリブすること!

 

そうです。
ジャンルを変えるのです!

 

実は、スウィングというリズムこそが、私はアドリブしにくい原因の一つと考えています。

アドリブが出来た気がしなかった頃の私は、たまにポピュラーピアノ、歌謡曲でアドリブをしていました。

たまたま、遊んでいただけなのですが、なぜか、ポピュラーピアノや歌謡曲の方が歌いやすい!

とにかく、歌っていて気持ちがイイので、自分で音楽をやっているな~という感覚でした。

ただ、当時の私は、どうしてジャズになると歌えないで、ポピュラーピアノや歌謡曲は歌える感じがするのか、理由は分かりませんでした。

 

 

ジャズでアドリブが出来ないのなら、8ビートで歌ってみよう
7分18秒

 

リズムが影響するアドリブ感覚

 

実は、アドリブが出来る、自然な感じで歌える、というのは、リズムやビートがとっても関係しているというのを、みなさんはご存知でしたか?

どうしても、音が分かれば、アドリブが出来ると思いがちですが、そうではないのです。

リズムやビートが土台になって、その上に音が転がるイメージなのです。

なので、リズムが変わると歌えなくなる、というのは当たり前のことなので、本当はアドリブするには、リズムこそが大事です!

また、日本人にとって、スウィングはちょっと馴染みにくいという文化的な背景があります。

もちろん、分かれば誰だって出来ますが、スウィングのノリで育った土地の人は、生まれたときからスウィングのノリが入っているので、簡単に歌えますが、日本人は馴染みが薄いんですね。

 

 

そこで、私がお勧めなのは、もし、アドリブをする、ジャズピアノを弾きたい、というのであれば、いきなりジャズから入らず、先ずは、8ビートから入るといいです!

8ビートの方が、日本人にとっては歌いやすい馴染みやすいリズム、ビートです。

これは、やってみると一目瞭然ですよ。

 

もし、8ビートなら歌えるな、と思ったら、次はいよいよスウィングで歌ってみるといいです。

ただ、ここもちょっと練習や研究が必要になりますので、なかなか出来ないという方は、レッスン等で熟知している人に聞いてみて下さいね。

 

 

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