私はリズムが悪い、ってどうして分かるの?

何かを判断するにしても曖昧な世界に私たちは住んでいます
みなさんは、自分で練習をしていて
この部分いつまでたっても出来てない・・・
この曲って難しいな・・・
私ってなかなか覚えられないんだよな・・・
自分はリズム感が無いんだよな・・・
と感じることはありませんか?
かつての私も、どうしていつもリズムがズレるんだろう・・・って悩んだり、
どうしたらバラードが弾けるようになるんだろう・・・
とひたすら自分で堂々巡りで、考えていたことがあります。
つい先日も、リズム感が悪いというお悩みを抱えていらっしゃる方に、レッスンをさせて頂きました。
こちらの方は、元々習っていたレッスンで、リズムの悪さを指摘され続けて、もう何年も経っていました。
でもですね、、、
私がいろいろな人と比べて、その方を拝見したときに思うのは、
そこまでリズム感は悪くない
なんです。。。
じゃあ、どうしてこういうことが起きるのでしょう??
私はリズムが悪い、ってどうして自分で分かるんですか?本当に悪いか判断する前に聞く話。
11分58秒
それは、リズムの良い悪いって、何がどうなったらの基準が曖昧だからです。
他の人が見れば、
この人はリズムが悪い!
となりますし、
別の人から見たら、
そこまでリズムが悪いとは感じない!
ってなるんです。
ましてや経験値の少ない人が、自分のことを、正しいか間違っているかを判断するなんて無謀です。
だって、経験値が少ない人なりの判断しか出来ませんから。
カッコつけて言うと、
相対性理論
とでも言うのでしょうか。
要は、何と比べて、そう感じるのかがかなり曖昧でいい加減な世界で、私たちは過ごしている、ということに気付く必要があるのです!
なので、よく受講生さんに私が質問するのは、
今後何をしたいのですか?
この質問が大事です。
一人で家でピアノを楽しむのであれば、人と合わせるスキルなんていらないんですよ。
ズレズレでOKです。
要は、目的に応じてどの程度、どのスキルを極めればいいのかを見極めることが、とっても大事なのです!
これをムシすると、出来ているのに出来ていないと思い込んでしまったり、ある人の価値基準だけで、さも才能が無いかのように勘違いしてしまいます。
一度勘違いした思い込みをぶち壊すのって、結構時間がかかります。
ずーっとリズムが悪いって、レッテルを貼られると、
ほーら、私はリズムが悪いでしょ。
って言いたくなるような、思考回路が出来ちゃうのです。
学ぶことが大好きな私は、いろいろな先生に出逢い、いろいろなレッスン、いろいろな講座、いろいろなセミナーを受けてきました。
そこで分かったことは、全ては、自分に合うか合わないか。
ここがズレると、本当に必要なスキルが身につかないし、本当は何を学んだらいいのかも分からないのです。
最近の世の中は情報合戦なので、とっても素晴らしいスキルや情報が、簡単に手に入ります。
全て正解なのです。
だからこそ、見誤ると大変なことにもなるというのを、私自身も経験してきました。
本当に自分は
能力が無いのか?
才能が無いのか?
そのやり方でいいのか?
そのレッスンでいいのか?
その指導方法でいいのか?
常に疑うことをオススメしますよ。
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初心者、緊張しやすい方、HSP気質の音楽家の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。