スキルが足りないと感じる不足感の本当の意味とは

もくじ
いつまでたっても上手くなった気がしない・・・と感じていませんか?
今回は、以前からお伝えしたかったメンタルのお話です。
楽器をやっていると、一人は誰しもが感じる、練習をしてもしても足りない感じに陥ることってありますよね。
実はこの不足感、殆どの人が正体を捉えていません。
この正体については、こちらの動画でも丁寧にお話しました。
私が思った以上に、反響が大きかったのでご紹介します。
スキルが足りないと感じる不足感の本当の意味とは
16分35秒
この正体は、ズバリ、注目してもらうためのメッセージです!
ここからは、宇宙の法則とも言われるし、物理的にも言われている考え方のお話をします。
私たちが物を捉えるのにあたって、必ず成り立つ公式のようなものがあります。
それが、陰陽対極のバランスです。
必ず、物事には光と影の部分が間違いなく同じ分量でバランスをとって成り立っているよ、という公式のようなものです。
善があるから悪がある。
平和があるから戦争がある。
長所があるから短所がある。
明るいがあるから暗いがある。
正があるから誤がある。
ということは、
冒頭に話した不足感は、不足があるから満足がある、となるのです。
不足感が発するメッセージは注目
では、私たちはなぜ、練習しても練習しても足りない感覚がつきまとうのでしょうか?
それは、足りていない箇所に気付いてもらいたいからです!
実力がないのではなく、自分が関わっていることに注目してもらいたくて、不足感を味わわされているのです。
不足感を感じない、本当に「無い」というものは、自分でも「無い」ということに気付いていないことを言います。
だから、私も、何が本当に自分には「無い」のか分かりません。
でも、音楽の技術で「私って、リズム感が無いな・・・」と感じる「無い」は、本当に無いのではなく、リズムに関して注目してね、という意味なのです。
ここを勘違いすると、本当に自分は何も無い人、というレッテルを貼ってしまいます。
この勘違いのまま音楽をやっていくと、いずれメンタルや体に不調をきたす可能性があります。
それは、本当に無いのではなく、注目してね・・・と体が伝えているからです。
真面目な人程、この感覚に囚われて、疲労困憊になっていくので、十分注意したいところです。
動画の方が、より分かりやすく説明していますので、是非ご覧になって下さいね。
音楽の上達に必要な、メンタルや思考のお話はこちらにも書いています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。