Am7とAm7♭5って同じなの?

コードの形は似ているけど意味が違うコード

つい先日、継続レッスンの受講生さんからこんなご質問がありました。

Am7♭5のヴォイシングを知りたいのですが、その時にAm7のヴォイシングであるC、E、G、Bのヴォイシングをそのまま使っています。
でも、なんか音がスゴい感じなので、これで合っていますか?

 

さて、みなさんはこの質問に対して、どのような答えをお持ちでしょうか?!

私がいつも気をつけて付けていることは、正解不正解の基準値です。
ここまでは許容範囲だけど、ここからは確信犯だったらOK。
自分でやっていることが、よく分からないのであれば、きちんとした知識を身につけた方がいいよ、という趣旨でお答えするのです。

 

こちらの質問の答えとしては、私は通常のヴォイシングでは、受講生さんの選んだC、E、G、Bは選びません。
でも、理屈が分かって、あえてそれを選んでいるのであればOKというのが、私の答えです。

 

以前、私も同じ様な勘違いをしたことがありました。
それは、C6は、C7の7が6になったものと解釈して、C6は、C7と同じようなものだと思っていました。
ところが、きちんと勉強してみると、C6とC7は全く違う種類のコードなのです。
むしろ、C6は、CやC△7と同じようなものだと、後々分かりました。

 

コード理論を文字情報だけで解釈するとハマる落とし穴

でもですね、このような話って、あるあるなんですよ~
どうしてこういう勘違いがあるのかというと、理論書や文字情報だけで理解しようとするからです。
だって、Am7とAm7♭5って、♭5があるかないかの違いだけで、同じコードかな・・・って思いますよね。
C6だって、C7と6か7の違い。
むしろ、CやC△7の方が、文字的には似ていないです。

実は、このようにコード理論が分からなくなる落とし穴が、知識として習得するがあまりに、文字に囚われてしまうことなのです。
そうではなくて、ヴォイシングであれば、何の音が使われているかを見れば、そのコードのスケールも分かるのです。
そして、今、鳴らそうとしているコードはそのスケールでいいのか?を前後関係で見ていきます。
これは、鍵盤を鳴らしながら確認するとよく分かります。
ただし、今の説明でも、複数のコード理論が分かっていることが前提なので、最初からきちんと理解することから始まるのですね。

 

質問はその人のステージが今どこなのかが分かります

こちらのご質問から、私が感じることは、恐らく、コードとスケールは別物だ、という勘違いがあるのだと推測出来ます。
特に、ピアニストは、コードが左手、スケールが右手、のような奏法をすることが多いので、この勘違いをしやすいのです。
だから、スケールって何?コードて何?という理解も必要ですね。
単に、ヴォイシングが弾ければいい、というのであれば、人が弾いているものをマネしてもいいのですが、なぜその音を使うのかが分からないと、結局、自分で応用が出来なくなってしまいます。
これでは、譜面に書かれているものを弾くのと変わりませんよね。

ジャズが難しく感じてしまう点に、コード理論が整理されていないというもの。
コード理論もピンキリで、難しいものから簡単なものまであります。
私も難しい勉強が大嫌いなので、絶対に自分ではコードの勉強をしないぞ・・・と思って、ジャズを始めて3年くらいは全く手をつけませんでした。
でも、アドリブが出来ないのは、最低限のコード理論が分かっていないからだ、ということに気付きました。
その後も、体系化された理論は習えなかったので、2年に1度先生を変えながら、最終的には自分なりにまとめることが出来ました。
今では、レッスンを開始した7年前よりも、更に発展させ、アレンジャー目線で音楽を見ることができるようになっています。
アレンジャーは応用編のように見えますが、実はこちらの方が、更に本質をついた物の見方になっているので、もっと簡単にコード音楽を解釈出来ます!
今年に入って、受講生さんに合わせて、アレンジャー目線の理論コンテンツもシェアしていますよ。
また、理論だけを学びたい方も、回数制のレッスンを導入し始めましたので、ご興味あればお声かけ下さいね。

 

リードシートだけで両手でアドリブする秘訣はこちらです!
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