持って生まれたモノと相性の良い音楽スタイル

自分の資質が関係している話
今日は、音楽と自分の相性についてのお話をしようと思います。
どうしてこの話をするのかと言うと、最近、私自身が自分の資質について向き合って、今後どんなことをしようか考えているからです。
そうしたら、資質、性格が自分と相性のいい音楽スタイルを探すのには、とても大事な情報だということが分かりました!
もし、自分の方向性に迷いがあったり、苦手なことを克服したい、といったことで考えているのであれば、今回の話を参考にされるといいかもしれません。
みなさんは、音楽の中で苦手なこと、得意なこと、好き、嫌いというのはありますか?!
私はあります!
以前に比べたら、嫌いというのはなくなりましたが、得意不得意というのは、しっかりあります~
このあたりのことは私もいろいろ学びましたが、どうやら、音楽に関してもその人のキャラクターによって、相性の良さがあるみたいです。
有名ミュージシャンでも、あの人が作ると全部元気な曲ばっかりだよね・・・とか、あの人が作ると全部どこか陰があるよね・・・とか、やっぱり特徴のようなものがありますよね。
ここからは少し、私の資質と音楽の相性のお話をしますね。
私の場合、ジャズは自分には相性がいい方の音楽だと思います。
でも、その中でも苦手なことがあります。
それは、速いスピードの曲とポリリズムです。。。
逆に、好きで相性がよさそうで得意なことは、ゆったりとした曲や、間合い、ハーモニーに関することです。
また、ビックバンドやオーケストラのような迫力よりも、コンボのような少人数の方が、私の心に響きます。
どうして、こんな風に、相性の良さや得意不得意、好き嫌いがあるのか・・・というのは、自分の持って生まれたモノとの相性が関係しているようです。
私の場合、時間に急かされた感じや、ゴチャゴチャした感じ、ノリノリで元気な感じに、元々共感しずらいです。
これは小学生くらいの時から、自覚していました。
逆に、ゆったりとした時空間、情緒的な雰囲気、スッキリした感じ、というのは共鳴しやすいです。
恐らく私の気質で、自分らしさを最も占める、HSPという敏感、繊細の部分がそうさせているのだと思います。
ちなみに、HSPというのは最近話題になっていて、「繊細さん」という本が出たくらいです。
実は、自分の気質がHSPだと分かったのは、ここ3年くらいです。(笑)
それまでは、なんで自分は傷付きやすくて、神経質で、涙が出やすくて、ビビリ屋で、弱いんだろう・・・と思っていました。
しかも、これがすごくコンプレックだったので、隠そうとしてきました。
相性のよい音楽スタイルを知りながら苦手なことと向き合うコツ
こんな風に、一人一人が好き嫌い、得意不得意を交えて、音楽との相性があります。
音楽と一口にいっても、ジャンル、楽器、電子機械系、アコースティック、演奏家、作曲家、等、とにかくあげたらきりが無いくらいキーワードがありますよね。
これらを組み合わせたときに、最も自分に合う相性があるハズです!
苦手なことを克服するために練習をすれば、ある程度のことはクリアにはなります。
でも、元々持っている人と、自分が苦手なことを克服した後とでは、やっぱり元々持っている人には及ばない・・・というのが現実です。
これが、いわゆる「才能」ですね。
もう、どんなに努力しても、元々持っている人には追いつけないという悲しい現実。
これを受け入れる必要があります。
そうそう、緊張しないで演奏するというのも、才能ですよ。
こんな風に書くと、暗い気分になるかもしれないので、最後に私の考え方をお伝えしますね。
まずは、自分の相性のよいスタイルを知ることが大事です!
私の場合は、ジャズならバラードが一番相性がいいと思っています。
演奏すると、毎回、魂がゾクゾクと共鳴しながらも、自由に伸び伸びと歌っている感じが分かります。
だから、多分一番相性の良いポジションは、コレかなと思っています。
ちなみに、この動画だけ飛び抜けて再生回数が多いのですが、恐らく相性のイイとこ取りだったからだと勝手に分析しています。
一方で、苦手なことが、速いスピードとポリリズムです。。。
そして、この苦手なことをどう捉えるか、というのはすごく大事です!
私がオススメなのは、「克服する」という感覚ではなく、「好奇心を持つ」という感覚です。
克服するという感覚だと、出来ないことが悪いという前提でやってしまうので、やればやるほどストレスになって、心身に負担が出てきます。
でも、好奇心だと、更に面白いことがみつかりそうだ、、、という前提になるので、やればやるほど幸せな感覚が出てきます。
逆に、好奇心が持てないと、何をやっても上達しにくい傾向があります。
好奇心からやっていることは、例えスキルが普通だったとしても、人に多くのことを語れるという喜びがあります!
いかがでしたか?
面白いもので、相性の良いポジションがみつかると、ホームグランドを持ったような安心感があるので、苦手なことや、それ以外の分野に関わる余裕が出てきます!
そして、苦手なことに関しては、自分を多めに見れる優しさも出てきます。
私も苦手なことは、たくさんあって、ここで見せている自分はほんの一部分です。
だから、自分のことをよく知って、セルフプロデュースをしていきましょうね!
音符表記の音楽だけじゃなく、アドリブでもっと自分らしく表現したい方はこちらをご覧ください。
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初心者、緊張しやすい方、HSP気質の音楽家の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。