アドリブ習得は時間短縮をめざそう!
もくじ
アドリブに適した頭の使い方になる3ステップ
今日は1年コースの方のレッスンでした!
基本的なアドリブ脳は構築できて、今は、曲による実践でのアドリブ強化をしています。
始めた時よりも、着実にアドリブを習得されているので、成長の変化を見ていてとっても嬉しくなります。^^
そこで改めて気付いたことを、今日のテーマにしようと思います。
今日のテーマは、アドリブに慣れるには、時間短縮を目指そう!です。
どう目指したらいいかというと、リードシートだけで両手でアドリブが出来ない初心者さんは、まずはこの3ステップを踏むといいです。
1、自分に合った明確なやり方を知る
2、そのやり方を一定量の数をこなす
3、内容を形にするまでの時間を短縮する
かなーりザックリした3ステップではありますが、、、すごく大事です。
特に、アドリブともなると、3の時間を短縮するところまで極めていくことがポイントですね。
よくあるのが、考えれば出来る、書けば出来る、予習すれば出来る、という準備をすれば出来るという段階で止まってしまうことです。
ここで止まると、書き譜から卒業できなかったり、知識ばかりの頭でっかちで実践に至らなかったり、アドリブプレイヤーではなく作曲家の頭の使い方になっていたりします。
あと一歩!!という惜しいところで止まっている方が、結構多いです。
時間短縮の目標設定
結局は、アドリブなので、その場で反応出来るかという、反応スピードを上げることがとっても大事です。
感覚的に分かってその場で反応するというのは、ある程度の数をこなすことも大事です。
一定量の数をこなすと、質が上がるという法則があるのをご存知ですか?
想像すれば分かると思いますが、ある程度の数をこなすと、経験を通して、体や頭に情報データベースが貯まってくるので、瞬間的に反応が出来るようになります。
もちろん、自分に合ったやり方で訓練する必要があるのですが、ここは焦らずじっくり取り組んでいきます。
例えば、曲を初見で弾きたいけど、最初は予習に2時間かかっていた。
そこから、1時間になって、30分になって、15分になって、最後は見ただけで弾けるようになる。
こんな時間短縮の目標設定をイメージするといいです。
よくあるのが、2時間かかっているから、私はアドリブが弾けない、と思っている人がいますが、そうではありません。
一気に初見で弾けるようになるのではなくて、時間を少しずつ短縮する目標設定を作ることが必要です。
そこに辿り着くには、ちょっとした工夫も必要ですし、、、知恵も必要です!
私は、こういうのを考えるのが結構楽しくて、今レッスンでお伝えしているメソッドにも、私の知恵が沢山詰まっています。
ちなみに、以前の私はイントロがその場で思いつかなくて、大きな失敗をしたことがあります。。。
それが本当に悔しくて、どんな曲がきてもイントロがすぐに出せるように、時間短縮を目的にして練習をしました。
イントロを出すことの先に、その場でサッと弾けるかどうか・・・まで考えたことで、実践に活かせています!
いかがでしたか?
弾けることの先の、その場で反応する時間短縮を目指して、日々の練習をするとゲーム感覚で面白くなってきますよ。
反応スピードを上げるための下準備は、こちらにまとめています!
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。