感性とはどんな音楽にも価値を見出す力

コンクールの審査員を見て思ったこと

今日は、オルタードスケールのレッスンをしました。
オルタードは世間の感心度合いが高いので、私の動画でも再生回数が多いです。
今日の受講生さんも、オルタードってこんな風に使うんですね!と新しい発見に喜びを感じていらっしゃいました。

さて、今朝はテレビでショパン国際コンクールの様子が流れていたので、そこから話を発展させていきます。
50年ぶりの快挙ということで、日本人が2位に入賞されていましたね。
テレビでの演奏の印象は、コンクールという緊張感よりも、余裕のある優雅な表現者という印象が私には強かったです。
私がここでふと思ったのは、ピアニストではなく審査員です。
コンクールなので、順位がつくわけです。
ということは、演奏を数字に直して比較しないと決められません。
こんなにも、神レベルばかりの演奏に順位をつける審査員の人たちってどんな人??
審査員こそ、スゴイと私は思ってしまいました。
なぜなら、受け取る器が成っていないと、どんなに良い演奏でも評価が出来ないからです。

受け取る器を磨く

私のレッスンでは、どんなに小さな変化も見逃さないように自分に関心をもつようにお伝えしています。
これが、週一回受講生さんにお願いしている報告レポートです。
この作業こそが、受け取る器を磨くことになります。
受け取る器を磨くことは、自分を永久に育てていく上でとても大事です。
受け取る器が小さかったり、壊れやすかったり、質が悪いと、どんな出来事からも価値を見出すことが出来ません。
学ぶことも出来ませんし、気づきも生まれませんし、アイディアもひらめきも起こりません。
結果、行動も止まっていきます。
ストレートに言うと、一見ショボイな・・・と思う音楽にでも、自ら価値を見出すことが出来るか?というのが受け取るスキルなのです。

個人的な話ですが、私のレッスンはコーチングスタイルなので、まとまった費用を頂く為、高いと感じる方が多いようです。
中には、「あなたみたいな演奏のレベルでよくこんなにも高いレッスンをしていますね」というメッセージがくることもあります。
もちろん、どんな捉え方があってもいいのですが、恐らくこのような感想を持つ人は、日頃から、自分という人間がどんな価値提供をしているのか知らない可能性が高かったり、目の前の出来事を常識に当てはめて良いか悪いかだけで物事を捉えることが多いと推測します。

もし、自分という人間がどんな価値を提供する人か自覚があれば、どんなゴミの山を見ても、

この中に何か使える物はないかな?!
この中にダイヤモンドの原石が眠っているはず!
どうしてこれを捨てている人がいるのだろう??

といった脳の使い方になっているのです。
これこそが、受け取る器を磨く日々のトレーニングで、いわゆる、「感性」に繋がります。

 

感性があるとスキルアップが続く

自分の演奏をスキルアップしたくて、日々練習するのはとても大事なことです。
ですが、これだけをやっていると、心が疲弊しやすくなります。
なぜなら、頑張るだけの世界で、男性性に埋もれた世界なので、燃料切れになりやすいのです。
一方で、受け取る器は女性性の世界です。
長期的にスキルアップをしたいのであれば、受け取る器を磨くことも同時にやっていきましょう。
簡単で具体的なことは、自分に対する日々の変化に関心を向けることです。
また、自分には到底マネ出来ないような別世界の人と関わることもオススメです。
そうすることで、深い信頼と共に行動のエネルギーが絶えることがありません。

また、これらが身につくと、自分の演奏があまり評価されなかった、ウケなかった、という場合でも、音を出した後は、相手の受け取る器の問題だと分かります。
それが分かると、自分の演奏は1つでも、他者の受け取る器次第で、どんな印象にもなり得るのが想像つきますよね。
特に、講師業をしている人は、人を育てる上でとても大事なスキルだと私は思っています。

受け取る器が育つと、感性が育って、自分に対するどんな些細な成長でも心から喜ぶので、永久に音楽がやりやすい環境が整います。
最後は、音楽という狭い世界だけではなく、自分を取り巻く全世界は、価値のあることしかないのかもしれない・・・という感覚になるのです!

今日は、ゴリゴリのコーチングでしたがとっても大事なお話をお伝えしました。
スキルアップで疲れている方は、受け取る器の感性も大事にして下さいね。

 

コーチングスタイルのレッスンの全容はこちらにも書いています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

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