なぜ音楽の勉強だけでは弾けないのか?

もくじ

やり方だけ学んでも2割しか結果が出ません

今日は、1年コースを来月からスタートさせる方のオリエンテーリングでした!
オリエンテーリングでは、成果を出しやすくするための心構えのお話を90分に渡り行います。
ここでは、通常の音楽のレッスンでは聞けないような、どうしたら成果が出るのか?という秘密の方法をお話しています。
私は、以前から、音楽のスキルだけで、楽器が上達するはずがない、と思っていました。
それは、人間の心理、脳のメカニズム、人生の成り立ち方を勉強してから分かったことです。
今日は、その秘密の方法の1部をお話します。

それは、やり方だけを学んでも2割しか結果がでないという現実です。
例えば、参考書を読んで、その通りに練習します。
みなさんは、その参考書だけで、理想とする演奏が出来ましたか?
恐らく、殆どの方が出来ないと答えるかと思います。
若しくは、一部のスキルは身についた、一部の知識は理解出来た、というものかもしれません。
そんな自分のことを能力が無いと思いますか?
それとも、参考書が分かりにくいと誰かを責めますか?
私が思うに、それは当然の結果なので、誰が悪いわけでもないと答えます!
なぜなら、やり方だけを学んでも、2割程度しか人は吸収出来ないからです。

目に見えない8割が成果のカギを握る

みなさんは、2:8の法則というのをご存じですか?
これは、結果成果を出す会社の全体の2割の人が収益に結びつく働きをしている。
全体の2割を改善するだけで、結果の8割を得られる。
と言った、働きアリの法則でもあります。

実はこの法則が、学習効果にも言えるのです。
アドリブのやり方を教えてもらった通りに実行しても、2割程度の演奏成果しか得られないのです。
なぜなら、目に見えない、言語化されていない8割こそが、演奏成果に直結する大事な情報だからです。
目に見えない8割とは、

アドリブが出来る人って、どんな夢をもっているのか?
アドリブが出来る人って、過去にどんな音楽活動をしてきたのか?
アドリブが出来る人って、どんな価値観で生きているのだろうか?
アドリブが出来る人って、映像が見えているのだろうか?
アドリブが出来る人って、絶対音感があるのだろうか?

こんな情報です。

もし、参考書の著書がどんな人なのか・・・まで、書かれていなければ、上記のような情報も、実は成果を出すのに影響しているという意味です。
これが分かると、だからあの人は、アドリブが出来ちゃうのね・・・
と納得出来る気がしませんか?
こういった目に見えない8割のことを「前提」と言います。
実はこの前提が、自分と多く共通している時ほど、やり方だけを真似ても結果が出やすいのです!

初心者には見えない部分を言語化してくれるレッスンが必要

この話を踏まえると、レッスンであれば、やり方は2割程度の影響しかないため、目に見えない8割の前提を自ら探ることが必要です。
特に知識や経験が少ない初心者であれば、8割を探ることも難しかったりするので、最初は目に見えない部分をできるだけ言語化してくれる指導者の方が成果が出やすいです。
私は自分がアドリブ初心者だった頃から、知らず知らずに、見えない部分を言語化して、どんな練習をどんなタイミングでどんな感覚で進めるかを細かく研究していました。
その結果、現在提供している、オリジナルメソッドが出来上がったのです!

いかがでしたか?
参考書や動画では、伝わる情報量に限界があることを知っておいて下さい。
もし、楽に時間をかけずに成果を出したいのなら、直接、人からのサポートを受けて下さいね。

見えないところまで言語化したやり方については、こちらに書いています。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/

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