ジャズピアノは個性よりも基本だけでいい理由

もくじ
セッションホストを目指すなら浅く広く万遍なく
ジャズピアノをある程度の軌道に
乗せるまでに必要な心がけは、
基本的なことを
浅く広く満遍なくやることです。
そうすると、
こういう演奏が出来ます。
I fall in love too easily
テーマを聞いて頂くために、
ルバートでワンコーラスだけ
弾きました。
ちなみに、
この曲はバラードですが、
短い尺なのでセッションでも
間延びしなくていいですよ。
こちらの演奏は、
ピアノの良さを活かした演奏として、
基本的なことだけを
やっています。
最初のうちは、
みなさんアドリブを
マスターするのに必死なのですが、
だんだんと、
テーマの弾き方って実は大事かも?!
と気付きます。
それは、
ピアノの特権である
重厚感のある音が
表現出来るからです。
軽やかな単音もいいですが、
重厚だったり、拡散する音も
ピアノらしさを発揮します。
このサウンドは、
難しそうに聞こえますが、
基本的なコードワークだけで
成り立っているんですよ。
ピアノはやることが多いので、
途中で止めてしまう人が多いです。
ですが、
難しいことをするのではなく、
浅く広く万遍なくやるだけで、
セッションホストクラスの
技術は身につきます。
基本的なことをやりきる人が少ないピアノ
ワンパターンだから、
バリエーション増やさなきゃ・・・
もっと個性を出したいな・・・
とか、そんなに要らないと
私は思っています。
それは、ピアノの場合、
当たり前のことをやりきる人が
殆どいないから。
なので、
基本的なことをやったら、
それだけで個性が出てしまいます!
そんな最近の私は、
更なる
浅く広く万遍なくを意識して、
ジャズ以外のジャンルマスター、
ピアノ以外の楽器への理解を
深めています。
だから、去年よりも、
私のジャズピアノが
進化しています。
今の私は偏っているの?
どこまでが浅く広くなの?
と思った方は、
今の自分が何をしたらよいかの
バランスチェックを
するといいですね。
個人レッスンを希望される方は
ガイダンスで
バランスチェックはしますが、
別企画でも、バランスチェックを
開催しようと思っていますよ。
バランスチェックにも活用出来る
ジャズピアノの全体像を
こちらにまとめています。
宜しければご覧下さいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。