ジャズピアノで曲を弾いているときの頭の中

例えばNight and Dayを弾く時の頭の中
曲を弾いている最中には
何かしらのポイントや
コツがあります。
つい先日のメルマガでも
お話しましたが、
曲は大雑把な捉え方と
細かい捉え方の両方を
使いこなすことは大事です。
先ずは、
先日私が弾いたソロ動画を
ご覧下さい。
ちょっと録音状態が悪いですが・・・
Ngitht and day
お家モードで、BGM演奏なら
この雰囲気で大丈夫でしょう。
で、この曲は、
黒本上パッと見は
難しそうに見えますが、
ここでも、
大雑把にとらえるか
細かくとらえるか、
という観点が大事です。
私がこの曲で
いつも気にすることは、
E♭とE♭mの対比を
強調することです。
あとは、ざっくりです。(笑)
もう少し解説すると
大雑把にとらえると、
ほぼ、E♭のメジャースケールでOK。
その中で所々に
E♭mのようなサウンドが
混じっている、
ここが細かい点です。
E♭とE♭mって、
同じキーの
メジャーとマイナーなので、
分かりやすく違いを対比させて
表現できます!
ジャズ的に言うと、
転調感が出るので、
刺激や展開を感じられます。
有名な解説として、
曲名に引っ掛けて、
DAYがE♭で、NIGHTがE♭m
だと言われています。
こんな感じで、
何かしら1か所でもポイントを決めたら、
あとは大雑把にとらえて弾くのは、
オススメです。
ここまでの見極めを
瞬時に出来るようになるのも
アドリブには必要な力です。
もちろん、
大雑把な捉え方といっても、
なんとなくの感覚ではなく、
根拠のある判断でのことです。
理論、コードワーク、曲実技、
を体系的にトレーニングすれば、
黒本曲はどれも
対応できるようになりますよ!
黒本には対応したい!という方に向けて、
ジャズピアノマスターの大まかな流れを
こちらに書いています。
宜しければご覧くださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。