ジャズピアノのコードを覚える本当の目的

アドリブの為のコード習得
ピアノと言えば、
コードが出せる楽器ですよね。
その役割は、
他の楽器ではできないので、
セッションではピアノが
コードを出すことは自然と
期待されます。
ですが、
意外とコードを出すのが
苦手な方が多いようです。
決まりきったヴォイシングだったり、
覚えた方がいいと知りつつも、
なかなか覚えようとしなかったり。
かつての私もそうでした。
そんな、
コードヴォイシングを
ついつい後回しにしがちなあなたに、
お得な話をします。
それは、コードヴォイシングが
得意になると、
スケールでのアドリブまでが
上手に歌えるようになります!
スケールのアドリブばかり
やっていた私は、
さすがにコードもなんとかしたい、
そう思って、
コードしか練習しなかった時期が
1年くらいありました。
久しぶりに、
スケールでのアドリブを
いろいろな曲で試したところ、
自由に歌えるようになってる!
という体験をしたのです。
動画説明
コードを出す本当の目的
コードマスターはコード感を身に付けるため
では、
なぜスケールでのアドリブ練習を
しなくても、
コードヴォイシングの練習だけで、
アドリブが上達したのでしょうか?
それは、
コード出しのスキルだけでなく、
コード感が身に付いたからです!
私の考えるコード感というのは、
コードを見ただけでどんな雰囲気に
なるのかが分かったり、
どこを落としどころに
歌うのか・・・という
物語の展開や流れのことです。
つまりコード習得は、
コード出しが上手く
きっちり出せることだけではない、
というのが言いたいのです。
アドリブ上達のために、
スケールの練習をする人は
多いかと思います。
もし、あなたが、
アドリブ上達のために、
スケール練習しかやっていなくて、
思うほど変化が得られないのであれば、
コード習得に時間を割くといいです。
コード習得も、片手で出す
クローズドヴォイシングだけではなく
両手のオープンヴォイシングや、
アッパストラクチャー、
リハモナイズを必要とするものまで
マスターしましょう。
いろいろな尺度から、
コード出しをマスターすることにより、
1音1音のキャラクターの違いが分かり、
その結果、コード感が身につき、
スケールを使って歌う、
という感覚が磨かれるのです。
1音1音のキャラクターの違いは、
コードで同時に音を出すと、
スケールを弾く時よりも
繊細な違いに気付けます。
実は私は、
フレーズ研究というのを
ほとんどやっていません。
なぜなら、
こういったコードヴォイシングの
マスターにより、
アドリブが自然と歌えるようになった
体験をしたからです。
もちろん、
ある程度のことが出来たら、
フレーズ研究はやった方が
良いです。
しかし、
スケールとコードの関係は、
切り離せない、別物ではない、
ということを知っておきましょう。
ピアノはやることが多くて大変・・・
と思うかもしれませんが、
コードが出せるピアノは、
むしろ単音楽器よりは有利です。
是非、
コード出しもしっかり研究して、
バランスよくマスターして下さいね。
コードとスケールの繋がりが知りたい方は
こちらをご覧になって下さいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0
感覚的なことを言語化した
体系的なレッスン
ジャズピアノコーチ
音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できるジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。
今となっては、このHSP気質こそが、音楽、アドリブ、表現、発信、メソッド開発に使われていたと分かる。
魂のミッション
見えない世界を言語化し、天才と凡人の架け橋となり、人間の潜在能力を引き出して、真の自己表現をする日本人を育てる