オルタードでいち早くジャズピアノのアドリブ出来る方法

もくじ
やってはいけないオルタードの練習とは
ジャズピアノを始めると、
誰もが最初につまづく
オルタードスケール。
このスケールは、
殆どの人が、
今までの音楽教育では
習ってこなかったので、
なかなか馴染みにくいものです。
ですが、
ジャズと言えばキラキラっとした
サウンドが特徴的ですので、
オルタードを使わない手はありません。
そこで、
今日はオルタードスケールを
いかに早くマスターして、
アドリブに繋げるかのコツを
お伝えします。
ちなみに、
今回は動画でも説明しています。
Altフレーズを早くマスターする方法
まず、
殆どの人が間違っている
オルタードスケールの
練習の仕方があります。
それは、
オルタードスケールだけを
上昇下降したり、
オルタードスケールだけに
フォーカスしていることです。
過去の私は
この手を使っていたので、
なかなかオルタードフレーズが
アドリブの中に出てきませんでした。
また、
オルタードのフレーズ集を使っての研究も、
初心者の方には
効果的な練習ではありません。
ダイアトニックに着地することが前提
では、
どのようにオルタードフレーズを
マスターすれば良いのか?
それは、
ダイアトニックと合わせて
フレーズを弾くことです。
例えば、
オルタードスケールを用いて
アドリブを考えるのではなく、
必ずオルタードからのダイアトニックへ
着地をする流れをワンセットにする
というものです。
コード進行で言えば、
G7 → C△7
のような流れになります。
なぜこの流れを用いるか
みなさんは分かりますか?
それは、
オルタードスケールの性質が、
ダイアトニック有りきだからです。
オルタードは
必ずどこかに落ち着く、
着地することを求めるので、
ダイアトニックが存在することが
前提になるのです。
そのため、
・浮遊からの着地
・盛り上がりからの落ち着き
・アウトからのインサイド
のような流れを掴むことが、
オルタードフレーズを
自然に早く身に付けるコツとなります。
アドリブが弾けるひとの頭の中というのは、
オルタードを弾いた時点で、
ダイアトニックへ着地したスッキリ感を
既に味わっていて、
むしろそれを楽しみにオルタードフレーズを
弾いているのです!
また、
この話は全体像の把握にもなり、
結局は、
ダイアトニックメジャースケールの
ドレミファソラシドが
最も大事ということに気付かされます。
オルタードスケールを
知っていて、
上昇下降だけ出来るのは知識レベル。
オルタードからのダイアトニックスケールへ
着地する流れを感覚で掴むのが、
実践レベルです。
是非、知識を感覚に変えて
実践できるように
練習してみて下さいね。
オルタードの細かい話は、
こちらにもまとめています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。