ジャズピアノのスケールを覚えても曲で歌える感じがしません・・・

もくじ

スケールの定義が分かりますか

 

よく、
スケールは12キーで弾いて覚えたのですが、
曲になると歌える感じがしないんです・・・

 

 

というお悩みを聞きます。

 

 

それは、
アドリブの本質からズレているから
歌える感じがしないんです。

 

 

結論としては、
スケールは音が1つ1つ並んだ結果だ
ということを認識していないと歌える
アドリブは出来ません!

 

 

スケールを覚える前に、
1つ1つの音の特徴やキャラクターが
説明できたり感覚的に分かっているか・・・
という、そもそもの話が大事なのです。

 

 

 

スケールではなく音を意識する

 

どうしても参考書を見ると、
スケールやコードの話がたくさん出てきます。

 

なので、
このスケールを覚えて、
ヴォイシングの仕方も理解して・・・
ということに意識が向きます。

 

でも、スケールの成り立ちは、
1つの音が並んだまでです。

 

ということは、
1つ1つの音が全てどんな役割があって、
どんなキャラなのかを理解していないと、
そのスケールについても、
あまりよく分からないということになります。

 

 

「原点は音にある」のですね。

 

 

1つ1つの音がどんな役割なのかが
分かっていれば、
曲をやったとしても、
ここでこの音を出そう。

 

 

なぜなら、こういう役割をこの音は
果たしてくれるから。

 

 

そうやって、解釈して音を鳴らすようになります。

 

 

これが、理屈と感覚の両方で
分かっている状態が、
歌えるレベルになります。

 

 

この作業を瞬間的に
脳が処理しているので、
結果、
スケールやフレーズとして聞こえます。

 

 

スケールを丸暗記すること、
スケールが弾けるようになること、
スケールをバラバラに崩すことが、
アドリブとなるわけではないということが、
ご理解頂けましたでしょうか?

 

 

1つ1つの音をしっかり味わって
上げて下さい。

 

 

いつでも音は、
あなたのイメージや感情を
表現したがっていますよ。

 

 

 

音についてはこちらに詳しく書いています。
先ずはここから始めて、実践されて下さいね。

https://keiko-onuki.com/jazzpiano/

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