ジャズピアノ初心者がなんとなく気になるディミニッシュについて

もくじ
ディミニッシュは後回しで大丈夫!
今日は意外と質問される、
ディミニッシュの扱い方について
お伝えします。
ディミニッシュはどうやって
弾けばいいのでしょうか?
と案外よく聞かれます。
なんとなくスルーしてきたんだけど・・・
という感じでしょうか。
みなさん、
さほど困ってはいないようです。
結論から言うと、
ディミニッシュなんて後回しでよい!
ということです。(笑)
そうです!
なんとなくスルーした、という感覚は
大正解ですよ。
なので、
レッスンではコードトーンだけで大丈夫と
教えています。
その根拠を今からお話しますね。
ディミニッシュへの理解は全体像まで繋がる
実はこの話、
全体像の話が分かっているかどうかが
試されるものなのです。
ディミニッシュ (dim)は、
使うスケールは、みなさんご存知ですか?
はい、ディミニッシュスケールですね。
じゃあ、ディミニッシュスケールって
一体どんなスケールだか分かりますか?
これ、
コンビネーションディミニッシュと言われる、
通称コンディミと全く同じ
並びのスケールなのですね。
で、コンディミは、一般的には
7thコードで使われます。
ということは、
7thコードでコンディミがドヤ顔で使えれば、
ディミニッシュスケールも
同じように使えるということです。
ここまで大丈夫ですか?
それじゃあ、
コンディミって何??ってことです。
コンディミって、
オルタードと、リディアン7が合体したものだよ・・・
ということです。
ご存知でしたか?!
ということは、
オルタードとリディアン7が
きちんと使い分けてドヤ顔で弾ければ、
コンディミも弾けるということなのですね。
ということは、、、
結局は7thコードで、
オルタードとリディアン7が、
中途半端になっていると、
ディミニッシュスケールを使うなんて
ムリだということです。
そして、
オルタードとリディアン7は
もともとダイアトニックスケールである、
キーCで言う、ドレミファソラシドが存在して
初めて価値が出るスケールだということです。
ということは、、、
ドレミファソラシドが
本当に分かっているか?が
一番大事だよという結論なのです。
今、ミクロからマクロの世界に
導いたのを感じて頂けましたか??
ディミニッシュが、いかに細かい話で、
ここを理解して弾くには
大きなことが見えないとダメだという
この全体像を感じて頂けましたでしょうか?
そして、
ディミニッシュスケールって
どう扱えばいいの?という質問が出る時点で、
その人は何歩か手前を本当に
理解していない可能性が高いということです。
だから、全体像を理解して
しかるべきステップを踏んでいないと
おかしなことになるよ・・・
と私はお伝えしたいのですね。
今日のブログを見て、混乱してしまった方は、
ディミニッシュを見たら、
コードトーンを弾くか、笑うかで
その場をやり過ごしてOKですので、
安心して下さいね~
ディミニッシュ、やっぱりよく分からないという方は、
こちらをご覧になって下さいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。