ジャズピアノのイントロとエンディングの練習は一番最後でいい

もくじ
イントロが出せなくて選曲しなかった話
今日はよくあるお悩みの一つである、
イントロエンディングが出来ない、
というご相談についてお話します。
ピアニストにとって、
イントロエンディングは、
大役を果たせる見せ場であったりします。
そのせいか、
セッションデビューして間もない人が、
イントロエンディングが出来ないことを
とても気にする傾向があるようです。
以前の私もそうでした。
特に、イントロが出せないから、
この曲はやめておこう・・・
なんて基準で選曲していました。
フロント楽器がいる場合は、
フロント主体で選曲するので、
その曲に対してのイントロが出せるか、
いつもドキドキ緊張していました。
また、トリオともなると、
エンディングを決めるのを忘れて、
あれれ・・・どうしよう??!!
なんてパニクることも
しょっちゅうありました。
もし、同じような体験をされた方が
いらっしゃったら、
落ち込まないでください。
イントロとエンディングは
ピアニストが
一番最後にマスターすれば良いこと!
そう定義して大丈夫です。
なぜなら、
イントロはソロピアノの領域になるため、
ピアノスキルの集大成と
なっているからです。
イントロよりも優先すべきこととは
こんなレベルの高いことを、
セッションデビューして
間もない人が完璧に出来るはずが
ありません。
もし、
イントロエンディングの両方を
自分主体で演奏する時は、
とりあえず2パターンくらい準備して、
セッションに参加すればよいです。
または、
セッションベテラン者にお願いをして
イントロを出してもらったり、
エンディングをエスコートしてもらえば
OKです。
それよりも、
イントロエンディングを気にする前に
やるべきことがあります。
それは、知らない曲がきても
確信を持ってリードシートで
アドリブできるかです。
ここが確信を持って出来ないうちに
イントロエンディングばかり
気にしてしまうのは、
やるべき順番を
間違えている可能性が高いのです。
そして、
やるべき順番を間違えているということは、
ピアニストにとって
何が大事で何が大事でないか、
ということを理解していないことにもなり、
つまりは、全体像の把握が出来ていないので、
効果的に上達しないともなるのです。
知らない曲がきても
確信を持ってリードシートで
アドリブが出来る頃には、
自然とイントロエンディングについても、
出来るようになっているものです。
それだけ、
ジャズピアノの実態を理解し、
全体像の把握も出来ているからです。
上辺だけのスキルアップではなく、
地に足の着いた確信度合いを上げる
演奏を目指すようにしてくださいね。
イントロエンディングよりも
先にやるべきことについて、
こちらの無料メール講座にまとめています。
宜しければご覧くださいね。
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アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。