ジャズピアノ初心者必見 メロディが先、コードが後!
もくじ
ジャズピアノの鉄則とは
私はジャズピアノを始めて5年くらいは、
まともにアドリブが弾けた感覚が
持てませんでした。
セッションに参加して、
アドリブを弾くというコツは
なんとなく掴んではいきましたが、
確信をもったり、理解して弾くというには
程遠かったです。
それが、
あることに気付いてから、
一気にアドリブを含めて、
ジャズらしいジャズピアノを弾くことが
出来るようになりました。
そのあることとは、
ジャズピアノの全体像を把握することです。
全体像の話は、
こちらでも何度もお伝えしていますが、
今日はその中で大事なお話を一部お伝えします。
それは、
ジャズピアノの大・大・大鉄則!!
メロディが先、コードが後。
このことを理解できないと
本当の意味でジャズピアノは弾けません。
初心者が持つ疑問と弾き方
初心者あるあるのお話です。
先生!
メロディが下の方過ぎて、
コードが弾けないので、
この曲は弾きにくいです・・・
どうしたらよいですか?
こんな質問を受けることが良くあります。
みなさんも同じような経験が
あるかもしれませんね。
以前の私もそうでした。
こんなとき、
あなたならどうしますか??
メロディーを1オクターブ上げるか、
コードを省くといいよ。
なんてアドバイスがあるかもしれませんね。
もちろん、
そのアドバイスは間違っていません。
しかし、
もっと大事な考え方を
あなたは知っていますか?
それは、
メロディが最初に存在して、
それに伴ってコードが付いてきた。
この考え方なのです!
よく、メロディーを弾いた後に、
左手のコードを、
ウ、タッター
のようなリズムで弾くことがありますよね。
あれは、
メロディーに対しての相槌であったり、
よりメロディーをリズミカルに着色
させる目的があります。
ということは、
メロディーがあくまで優先されて、
その後からコードが追いかけてきた、
この順番だと理解できるのです。
この話をすると、
確かにそう弾いているよ、、、
と思うかもしれません。
このことを本当に理解しているかどうかは、
次の話を聴けば分かります。
コードに合わせてメロディを弾いていませんか
右手のメロディーに対して、
左手のコードを後からリズムを付けて、
相槌のように打つ。
この奏法はよくあります。
確かに、メロディーが先に来て、
後からコードが追いかけていますね。
では、あなたの頭の中も
メロディが先にきて、
コードが後からついてくる順番に
なっているでしょうか?
もし、コードヴォイシングが、
これしか出来ないから、
その形に合わせて、メロディーを出している、
そういう感覚があるのであれば、
それは、
コードが先、メロディーが後
という逆の状態になっています。
つまり、
コードの都合でメロディを出している感覚、
これが、初心者若しくは、
いつまでたってもジャズピアノが弾けた感じがしない方の
頭の中なのです!
メロディが先、コードが後というのを
本当に分かっていながら、
自分のスキルの問題で、
仕方なくこのコードヴォイシングを出す、
という意識であるならば、
ジャズピアノの構造を理解していることになります。
本当は、
コードの都合でメロディを弾くのではなく、
メロディーの都合でコードが出せないといけないのに、
初心者の人は、スキルの都合上、
コードが優先されるような弾き方になっているわけです。
ここが、
全体像を把握しているかどうかの
ポイントになります。
もちろん、
この弾き方でも良いのですが、
よりピアノの良さを活かすのであれば、
メロディを活かすためのコード付けを
マスターすることをお勧めします。
これが出来るようになると、
メロディの音が厚みを持って豊かになり
音が空間一杯に拡散され、
気持ち良く演奏が出来ます。
ここまでの理解とスキルアップが
同時進行できると、
ピアノの良さが活かされて
ジャズピアノを弾いている感覚が持てますよ!
メロディが先、コードが後、の詳細は、
こちらの無料メール講座でまとめています。
宜しければご覧くださいね。
https://keiko-onuki.com/jazzpiano/
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。