ジャズピアノに大事なナンバリングが覚えられない人の特徴

もくじ
覚えられないナンバリングありますか?
ジャズピアノに必要な知識の一つとして、
音を数字でとらえる、
ナンバリングというものがあると
今までにもお伝えしてきました。
このナンバリングですが、
難しいなと感じるのが、
キーが12個あるので、
相対的に番号がズレるということ。
そして、
覚えやすいナンバリングと
そうでないものがあるということです。
実際やってみた方は分かるかと思います。
では、ここで質問です。
何度やっても覚えられないなあと思っている
ナンバリングはありますか?
何度やっても覚えられないなぁと思っている
キーはありますか?
それはどれでしょうか?
もし、あるとしたら、
なぜ覚えられないと思いますか?
それは、覚えるコツを知らないからです。
と答えるのは普通の答えですね。(笑)
もちろん、コツはあります。
それは、レッスンでいくらでも
お伝えできます。
ですが、、、
そもそもそれを知っても
覚えられない人もいます。
それはなぜでしょうか??
あなたにとってナンバリングは本当に必要ですか?
それは、
覚えられないナンバリングを
実際どこで利用すると便利なのか、
という使う目的を、
具体的に本人が実感していないからです!
実際、
レッスンでこんなことがありました。
どうしても♭13が覚えられないので、
どうしたらよいかとご相談されました。
なので、
私は♭13の覚え方を複数お伝えしました。
それでも、
その方はなかなか覚えられない
状態でした。
ここで私はある質問をしました。
♭13が使えなくて困ることありますか?
すると、
困ることはありません。
とお答えされました。
分かりますでしょうか?
困らない = 必要ない
脳はこのように捉えていたのです。
なので、
♭13がなくても困らないのであれば、
脳は本気で♭13をとらえることは
しないのです。(笑)
脳はムダなことをしたくないので、
必要なければ習得しようとしません。
これが覚えられない本当の原因でした。
大貫さんのメールでは、
ナンバリングを覚えなきゃいけないって
書いてあったから、
全部覚えなきゃ・・・
そいう意識でやっていませんか?
この意識ですと、脳レベルでは、
他人の指示に何で従うんだ!
というレベルの情報理解度なので、
何をやっても身に付きません。
そうではなくて、
ナンバリングが必要だと実感できる
きっかけを探しにいったり、
ナンバリングの効果を
自分主体で興味を持つ、
この意識状態にすることがまずは大事です。
私の場合は、
ナンバリングが出来た方が、
絶対にアドリブが出来る!!
そういう実感が持てたので、
6年以上放置していた、
ナンバリングがスッと頭に入りました!
音楽業界では、
人間や脳のメカニズムを
知っている方がかなり少ないです。
これを知っているのと知らないのでは、
学習効果が全然違うと思いませんか?
覚えるといっても、
ノウハウだけでは出来ないことが
たくさんあります。
こんなことも踏まえながら、
日々の楽器演奏に
取り組んでみてくださいね。
ナンバリングの重要性については
こちらの無料講座でお伝えしています。
宜しければご覧くださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。