ジャズピアノは曲を完成させる目的では弾かない

もくじ
曲によって弾けたり弾けなかったりを無くす
曲を弾きたいなと思って、
曲を練習するというのは、
一般的ですが、
ジャズピアノの場合、
曲練習はあくまで
コードワークの延長として
やる必要があります。
例えば、
クラシックや譜面ものの曲では、
その曲の背景や歴史などを
理解してから
その曲らしく弾きましょうというのが
よくあるパターンです。
一方で、
ジャズピアノの場合、
アドリブがスラスラ出来ないと感じている人には、
どの曲が来ても
いつも同じようにアドリブができることが
最初の目標となります!
どういうことかというと、
アドリブがA曲なら弾けるけど、
B曲なら弾きにくい、
とならないようにすることです。
この曲はラテンだけど、
こっちは4ビート。
それでも、
別物として認識しないで、
同じようにアドリブが出来るかどうか・・・
これが基本となってきます。
コード遊びがジャズの文化
よくあるのが、
テーマの雰囲気に引っ張られて
弾けたり弾けなかったりすることです。
これは良くも悪くもなのですが、
最初はここに惑わされないように
アドリブすることが大事です。
なぜなら、
ジャズの場合、
コード遊びの要素が強いので、
テーマとアドリブを分けて考える
文化でもあるからです。
ある意味、
コードを機械的に処理する力が、
最初は必要だということです。
レッスンをしていても、
曲になると本当に分かっているかが、
顕著に現れます。
でも、
それでいいのですね。
最初は、
あの曲はできるけどこの曲は出来ない、
といった、自分でもよく分からない
状態が続きます。
この時こそ、
なぜこの曲は弾けた感じがしないのか?を
言語化できるレベルまで
分析をしてみて下さい。
すると、
その一歩手前のステップで
何かが不足していたり、
ズレている可能性に気付けるかと思います。
アドリブが安定して弾けないうちは、
曲はあくまで、
コードワークの延長として
取り組んでみて下さいね。
曲の前知識として必要なことは
こちらにまとめています。
宜しければご覧くださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。