ジャズピアノ曲練習 初見のコツは取捨選択

曲の骨格を要約する力
セッション現場で、
初見でピアノを弾くのが苦手だが、
どうしたらよいのか?
についてお伝えします。
こちらのお悩みは、
よく相談されます。
初見で弾けない理由は、
いくつかあるのですが、
最も大事なことは、
取捨選択する力です。
知っている曲であれば、
イメージがあるので、
対応できます。
どんなメロディか、
どんなコード進行か、
どんなスケールを使うか
どんなノリの曲か・・・
このような情報がある程度頭の中にあります。
ですが、
初見となっては、
イメージが出来ないので、
対応がしずらいのです。
また、
コードやメロディをただ追うだけで、
情報が整理されないまま
という事態も。。。
ここで大事になってくるのは、
譜面を見て、その曲の骨格を
瞬時に要約する力です。
もちろん、
瞬時にというスピードは求められますが、
そもそも論として、
骨格を要約する力が無い方が、
初見で弾けない状況になります。
要約とは活かすことと捨てること
要約するというのは、
活かすものと捨てるものを
決めることです!
その前提として、
沢山ある情報が頭の中で整理され、
シンプルに理解されています。
だからこそ、
ジャズピアノの全体像が見え
本質も分かり、
活かす、捨てるが決断できるのです。
なので、
全体像の把握というのは、
初見力にも繋がります。
枝葉の部分にあたる、
スケール、ヴォイシング練習だけでは、
初見には対応が出来ないということです。
ジャズピアノって覚えることが
沢山あるから何をどう整理したらよいか
分かりませんという方は、
こちらをご覧になってくださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0
音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。
初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。
10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。
30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。
バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。
レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。
相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。
音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。