ジャズピアノを12キーで練習する必要はあるのか?

曲を移調させる練習は非効率
ジャズと言えば、
転調移調の多い音楽だというのは、
みなさんもご存知ですよね。
そのことを知ってか、
よく質問されることがあります。
それは、
12キーで練習しなければいけませんか?
というものです。
結論から言うと、
ご丁寧に
曲を12キーで練習しなくても
12キーに対応できるようになる
コツがあるということ!
ジャズピアノが面倒で
難しく感じるところは、
12キーに対応できることが
前提であるところです。
ピアノは構造上、
キーが1つズレただけで、
鍵盤の白黒が反転するので、
キーチェンジは、
難しいスキルとされます。
ギターなら、
そのまま平行移動すれば
いいよね・・・
っていうボヤキが
出るようなお話です。
例えば、歌伴であれば、
カラオケのような役割も
出てきますので、
やはり、
12キーに対応することは
避けられません。
そこで、
ピアニストは、
12キーの練習やらなきゃ!!
と思うわけです。(笑)
私もかつて、
そう思って、
曲をご丁寧に12キー移調させて
練習していました。
しかし・・・
効果的な練習では
ありませんでした。
移調に強くなるにはセブンスコードを攻略せよ
でも、
そんなことをしなくても
12キーに対応できる方法があります。
それは、
セブンスコードを徹底的に
攻略すること!!
中級者と上級者の分かれ目は、
実は、
セブンスコードを
どれだけ理解して
使いこなしているかなのです。
移調転調で苦労するところは、
はっきり言って、
セブンスコードなのです!
移調に対応するために、
曲のキーチェンジ練習だけを
するのではないということ。
そうではなくて、
セブンスコードが
全てのカギを握っていることに
気付く必要があります。
ってことは、
やっぱり、、、
セブンスコードが
全体に対して
どんなお役目を果たすのか、
構造や性質は何なのか、
ここをしっかり
整理する必要があるのですね。
セブンスコードって、
面倒だなと思って、
手をつけない人が多いんです。
でも、
きちんと理解したら、
簡単だ!!って
分かると思います。
ここが出来れば、
12キーも余裕で対応できる
ピアニストになれますよ。
セブンスコードを攻略して
移調に強くなりたい方は、
こちらにまとめていますので、
宜しければご覧くださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0
初心者、緊張しやすい方、HSP気質の音楽家の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。