ジャズピアノの自分の音とプロの音がなんか違うのですが

リッチなサウンドがなぜ出せる?
先日、ある方の質問セッションで、このようなご質問を頂きました。
自分のソロピアノと、プロのソロピアノ、なんか違うような気がするんです。
ソロピアノってこんなものなのかな、簡単過ぎるような感じもして、本当はもっとやることがあるような。
プロのソロピアノはとってもリッチな音がするんですよね。
このご意見、以前の私が思っていたことと全く同じだなと思って、思わず笑ってしまいました!
そうなんですよね。
プロの演奏って、リッチな音がするんですよ。
ここに気付けただけでも、素晴らしいなと思いました。
コードを扱うピアノは構造把握が大事
で、どうしてこの疑問が解けないかというと、ジャズピアノの本質と構造への理解が不足しているからです!
ピアノはコードを扱うため、この理解が不足すると、チンプンカンプンになってしまいます。
音だけ聞くと、本当にスゴイことをしているように、聞こえます。
ですが、ジャズピアノの根本的な考え方を理解すると、とってもシンプルなことに沿って、演奏しているだけだと分かります。
逆に、これを知らないで、人の演奏を聴いていると、
自分の演奏がなんて、下手なんだろう・・・と余計な思いが巡ってきます。
下手なのではなく、根本的な理解をしていないだけなのです。
ジャズは、即興演奏演奏です。
複雑なことを考えたりやっていては、即興は出来ません。
シンプルな法則をいつも落としどころにしているから、セッションの場に反応して、即興演奏が出来るのです。
音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。
初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。
10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。
30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。
バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。
レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。
相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。
音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。