ジャズピアノの自分の音とプロの音がなんか違うのですが

もくじ
リッチなサウンドがなぜ出せる?
先日、ある方の質問セッションで、このようなご質問を頂きました。
自分のソロピアノと、プロのソロピアノ、なんか違うような気がするんです。
ソロピアノってこんなものなのかな、簡単過ぎるような感じもして、本当はもっとやることがあるような。
プロのソロピアノはとってもリッチな音がするんですよね。
このご意見、以前の私が思っていたことと全く同じだなと思って、思わず笑ってしまいました!
そうなんですよね。
プロの演奏って、リッチな音がするんですよ。
ここに気付けただけでも、素晴らしいなと思いました。
コードを扱うピアノは構造把握が大事
で、どうしてこの疑問が解けないかというと、ジャズピアノの本質と構造への理解が不足しているからです!
ピアノはコードを扱うため、この理解が不足すると、チンプンカンプンになってしまいます。
音だけ聞くと、本当にスゴイことをしているように、聞こえます。
ですが、ジャズピアノの根本的な考え方を理解すると、とってもシンプルなことに沿って、演奏しているだけだと分かります。
逆に、これを知らないで、人の演奏を聴いていると、
自分の演奏がなんて、下手なんだろう・・・と余計な思いが巡ってきます。
下手なのではなく、根本的な理解をしていないだけなのです。
ジャズは、即興演奏演奏です。
複雑なことを考えたりやっていては、即興は出来ません。
シンプルな法則をいつも落としどころにしているから、セッションの場に反応して、即興演奏が出来るのです。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。