ジャズピアノのアドリブに至る必要な3つの理解

もくじ
日々の練習をする前段階の理解とは
アドリブが出来るようになために、誰かの書き譜を弾いたり、曲の練習ばかりをしたり、スケールをクラシックのハノンのように覚えるというのは、オススメしません。
なぜなら、ジャズピアノの練習には、常にこの練習はアドリブにどう繋がるのかを理解する必要があるからです。
では、アドリブに繋がる日々の練習をするには、先ず何をしたらよいのでしょうか?
それは、ジャズピアノの構造把握が必須です。
構造把握3つのポイント
構造把握の基本の「き」にあたるポイントは、3つあります。
その3つとは、
1、 基本的な理論知識
2、 リードシートが意味すること
3、 ピアノの鍵盤について
この3つを理解して統合させる。
これができると、な~んだ!ジャズピアノってこういうものか・・・と分かるようになります。
ほとんどの人は、1の基本的な理論知識を本で読んだり、人から教えてもらって終わってしまいます。
そして、意味がよく分からない・・・と混乱して先に進めなくなるのです。
ジャズピアノが弾けるかどうかは、知識上の音楽理論が、現実的なピアノの鍵盤に反映できるかどうかです。
ここの詰めが甘いと、分かったつもりで、実際には弾けません。
「弾く」というのは、現実的な行動なので、実際に音を鳴らして検証したり、練習を通して日々の気付きを増やすなど、それなりの手間がかかります。
現実的な行動の前段階として、1、2がどれだけ本当に理解できて、納得できるかで、安定して練習が続けられるようにもなります。
気合だけで毎日練習をするというのではなく、理解して、納得して、腑に落とすことが前提で、ピアノを弾くことが大事です。
みなさんは、今、どの段階まで腑に落とせていますか?
自分の思うがままに自己表現するアドリブに到達するまでには、必須のステップですので、是非理解度をチェックしてみて下さいね。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。