ジャズピアノ初心者がお店でセッションしたい、の結果になるまで

もくじ
混乱するのは全貌が見えないから
さて、ジャズを始めて間もない頃、最も混乱するのは、ジャズそのものが一体何なのか?という全貌が見えないことです。
音楽理論を読みあさっても、自分一人ではさっぱり分からず、かと言って、分かりやすく説明してくれる講師や仲間も意外といません。。。
私自身、いろいろな経験を通じて、ジャズピアノを始めて7年目にして、初めて全貌が見えて理解出来ました。
そして、ある程度の練習を続けた結果、どんなシチュエーションでも、対応出来るだろうと実感出来たのは、その1年後です。
見通しが立てられたら本当に理解出来た証拠
ここで大事なのは、ジャズピアノを本当に理解する、ということです。
私の考える「本当に理解する」は、自分でどんな練習をしたら、弾けるようになるのか、見通しが立つことです。
普段、どんなコードワークをやって、それが出来たら、次は曲を使って、どんな練習をすれば良いのか分かって、次はどんな現場に出向いて実際に演奏をすると、「ジャズピアノが弾ける」と確信が持てるのか。
ここまでの、先々の予定が自分なりに見えていることが大事です。
曲を使っての練習も、知識をそのまま当てはめればいいというわけではありません。
無数にある音楽理論の知識の中から、状況に合わせて、ここではこれを優先する、ここではこれをやらない、などあります。
練習手順が自分で分かりますか?
どうして今、私がここまでのことが言えるのか。
それは、ジャズピアノの全体像をきちんと理解して、何がどこに繋がるか手順を整理出来ているからです。
ここが分かると、毎日の練習も意欲的に進んで、あっという間に数時間も練習しちゃった!なんてことにもなります。
やれば、当然上達して弾けるようになり、弾けると楽しくなるから、増々練習時間が増える・・・
結果、セッションのお店に行って、ジャズ仲間と演奏したいっ!となるんですね。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。