ジャズピアノ初心者必見 右手メロディの後に左手のコードバッキングをとりあえず入れていませんか?

もくじ
初心者がとりあえずやっていしまうこと
さて、どういうわけか初心者の中では、当たり前に、機械的に、とりあえず、みんな一様にやっていることがいくつかあります。
それが、本当に正しいのか、カッコいいのか、ということも分からずにです。
その中の一つを今日は取り上げます。
それは、右手でメロディを弾いた後に、左手でコードバッキングを入れることです。
たとえば、右手で、
ドレミド・・・(誰でも分かるようにドレミ表記です)
と弾いたあとに、
左手で、C△7を、タッ・ツター
のように入れる。
よくある弾き方だと思うのですが、これしかやらない初心者の方が大勢います。
私もその一人でした。(汗)
なぜか、この弾き方が標準仕様になっているのですが、不思議だと思いませんか?
これについて疑問を持った方は、なかなか良いセンスです!
ジャズっぽい弾き方として、広まったのかもしれませんが、これを鵜呑みにしてはいけません。
なぜそれをやるのかを考えると構造の話に行きつく
なぜなら、メロディとコードを両手で同時に弾くという解釈が元々あった上での、バラしである、と理解する必要があるからです。
メロディとコードを両手で弾くことが前提だという考えが、ジャズピアノの全体像をどれだけ把握できているかに繋がっています。
それが分からず、右手メロディの後に、左手のコードバッキングを合いの手として入れる、というのは、理解度としては完全ではありません。
なぜ、このうような説明不足なやり方が、世に広まってしまったのか・・・と個人的には不思議でなりません。
根本から理解しないと、意図的なアドリブ演奏が出来ないので、常に不安が付きまといます。
どんな練習をしたらよいのかも分からないので、先にも進めません。
構造が複雑なジャズピアノは、是非、コードとメロディーの関係性を整理して理解しておきましょうね!

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。