完璧を目指すのではなく不完全を認める

人は永遠に成長し続ける

ミュージシャンは、職人気質の方が多いので、つい、自分の演奏や作品に完璧を求めがちです。

ですが、最近になって分ったことがあります。

それは、完璧は永遠にありえないということです。

なぜなら、人は永遠に成長し続けるから。

これが、前提なのです。

成長し続けるのだから、1秒前より1秒後の方が、何でも出来栄えは良いのです。

だから、過去の演奏や作品が、出来上がった瞬間に、「出来ていない」と感じるのが当たり前、というわけです。

完成した作品を振り返らない作曲家

だから、完璧は永遠にありえないし、そこを目指すのはエネルギーの無駄です。

そうではなくて、成長過程の変化、通過点を実感して楽しむことが大事です。

私の知り合いの作曲家も、「完成した自分の作品は2度と聞かない。だってもう過去の未熟な自分の作品だから。」と言っていました。

日光東照宮をあえて、未完成にしているのも、完璧=衰退を避けるためですよね。

だから、ずっと、死ぬまで未完成で大丈夫なのです。

本当は既に完璧である

これらの話をまとめると、実は既に完璧である。

これに気付けますでしょうか?

毎瞬毎瞬が、実は完璧なのです。

出来ていない、不完全な状態も含めて完璧なのです。

なぜなら、完璧でないと分かるのは、完璧を知っているからです。

自分では「ない」と思っているけど、実は「ある」ということ。

実は既に自分は完璧で十分ある、と気づいたときに、今の演奏や作品に落ち度がないということが分かります。

盲点かもしれませんが、この感覚はとても大事です。

長く安定して音楽活動をしている人は、このマインドを備えているような気がします。

性別
年齢
※携帯アドレスは届きにくいです。