音楽を仕事にするには自分で価値を見出すこと

もくじ
自分の音楽に価値を見出せなければ値段は付かない
私は毎年元旦に、「芸能人格付チェック」という番組を見るのが恒例です。
有名一流芸能人が、高級食材を目隠しで食べて、スーパーのお肉か、神戸牛かを当てたり、目で見るだけで、1億円する盆栽と、お菓子で作った盆栽のどちらかを当てたりします。
中でも、私が注目するのは、やはり、音楽の聴き比べですね!
どちらが、プロのバンドが演奏しているのか、また、どちらが総額数百億円の楽器で演奏しているかを、耳だけで聴き分けるというものです。
ジャズのビックバンドが出ていたことありました。
ここで、いつも思うことがあります。
それは、その人にとって良いものは、美味しい、美しい、素晴らしいと感じるものである、ということです。
一流芸能人ですら、食材や芸術品など、高価値段のついたものを見極められません。
この番組を見るたびに、モノの価値はあるようでないようなものだと納得させられます。
良いか悪いかは、分かる人にしか分からない
この話は、音楽活動をしているミュージシャンや、一般的なビジネスも同じことが言えます。
それは、自分の音楽やビジネスが良いか悪いかは本人と、聴いてくれる人によって、どうにでも評価されるということです。
何かサービスや物販でも、それを必要としている人にとっては、価値があり、間に合っている人にとっては、価値がないのです。
ならば、自分の演奏は、どれくらいの価値があるのでしょう?
答えは、先ほど言ったことと同じです。
価値があると言えばあるし、無いと言えばないのです。
これ、本当にシンプルだと思いませんか?
自分の音楽に価値をつけるのは自分
価値は、誰かと比べたり、過去の自分と比べたり、相対的に見出されるところもあります。
しかし、絶対的なところもあるということも、これでお分かりになったと思います。
つまり、自分の音楽や、自分がやっていることに、自分で価値や価格を見出せなかったら、価値のないままで終わってしまう可能性があるのです。
本当にもったいないし、恐ろしいことでもありますよね。
そんな思いから、私は、その人の才能や価値、使命に気付くカウンセリングの時間も同時に設けています。
音楽活動に直接結びつくこともできますし、プライベートに活かすことも出来ます。
なぜ、ピアノのレッスンとカウンセリングをやるのか、という疑問もあるかと思います。
結論をお伝えすると、ジャズピアノをやる目的に、その人の不完了な思いや、使命・才能・課題が投影されているからです。
大事なことは、自分の価値に気付いて、意図的に使うことです。
ここから、現実レベルで実績を出し、もっと深い自分の存在価値を感じられるようになると安定した日々が送れますね。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。