ジャズピアノのアドリブが出来ないと思い込んでいる方へ

もくじ
鼻歌を歌ったことありますか?
みなさんは、一人で部屋にいるとき、お風呂、散歩、そういったリラックスしている時に、鼻歌を歌ったことありますか?
気分が良ければ、思わず鼻歌、なんてこともありますよね。
最近では、鼻歌をアレンジして、曲を作るアプリやソフトまで出てきました。
私はなんと、小学生の時に、一人で帰宅する際に、しょっちゅうう鼻歌、ではなく、完全即興歌謡曲を歌って帰っていました。
今、考えると、スゴイ変な小学生。。。
実は、この鼻歌こそが、「アドリブ」になるのです。
もちろん、知っている曲を鼻歌で歌っている、ということもありますが、なんとなく思いついたり、知っている曲を自分なりに少しでも変えて歌ったり。
これだけで、十分アドリブになっています。
ジャズのアドリブは後付の理論
ジャズのアドリブ、というと、かなり難しく考えがちですが、それは後付けの理論です。
目をつぶって、適当に楽器で音を鳴らしただけでも、アドリブになっています。
アドリブを難しく考えて、出来ないと思い込んでいるあなた!
これくらい、まずは、アドリブに対してハードルを下げてみて下さい。
音楽理論上、スケールを使ってアドリブをする、という表現になりますが、好きな音を選んで音を出す、という言葉に変えてみてください。
この、言葉を変える作業は、意外とパワフルです。
なぜなら、アドリブの定義が、難しく設定されていると、難しいものだと脳が判断してしまい、弾けなくなってしまうからです。
また、逆のことも言えます。
音を出さないことを選ぶことも、アドリブです。
アドリブとは自分軸で決めること
もう、こうなってくると、アドリブなんて何でもありか~、となってきますよね。
何が言いたいかというと、アドリブが出来ない人はいない、ということです。
出来ない、難しいと言っている人は、「何かの例と比べて、自分の理想通りに出来ない」と言っているだけです。
「理想通りに出来ない」のは、一流のプロですら、日常茶飯事です。
どのステージにいても、出来ない状態は当たり前のこと。
少しでも、理想に近づくにはどうしたらよいか?を日々研究しているのです。
アドリブが出来ない、とひとくくりに言ってしまうのではなく、ここまではできるけど、ここからは出来ない、と現状を正確に客観的に判断して下さい。
もし、理想通りに出来ていなければ、何をどうするのか、明確な言葉で決める必要があります。
出来ないと簡単に言ってしまうと、脳は全て出来ないと思い込んでしまいます。
そうではなく、出来ることと出来ないことを、見極めて自分が今、何をしたらよいのかを判断してくださいね。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。