アマチュアのライブこそ学びが多い
もくじ
ケチを付けられるライブに行くべし
以前、私がお世話になっていたミュージシャンから、こんな話を聞かされましたことがあります。
もし、本気でライブをやりたいと考えているのなら、無名ミュージシャン、セミプロ、アマチュアのライブに行かなきゃダメだよ!
しかも、そのライブでケチ付けられるような、つまらなそうなライブを見に行ってきな!
なかなか上達しない人ほど、有名どころの大きなライブばかり行くんだよね。(笑)
この話を聞いたとき、すごく納得してしまいました。
レベルが同じものでないと分からない
みなさんは、この意味分かりますか?
「勉強」という観点で、もしライブを見に行くのなら、身近な人のライブの方が学べる、ということなのです。
一流どころのライブは、自分の演奏レベルとかけ離れ過ぎて、演奏を観ても感動しました~、で終わってしまいがちです。
一方で、身近な人のライブでは、レベルが近く、何をやっているのかが理解できます。
なので、スキルも盗みやすいのです。^^
耳で聴いて、相手が何をやっているのかが分かるようになるには、聴く回数を増やすのではなく、自分がどれだけのことが出来るかに比例するからです。
ですから、自分よりかなり難しいことをやっている人の演奏を聴いても、理解できずに、学びになるところまで到達しません。
もし、一流ミュージシャンのライブを観るなら、それはミーハー立場でファンとして楽しむと決めるといいです。
お互いに応援するつもりでライブを観よう
というわけで、本気で演奏の勉強をするなら、自分のレベルに近いミュージシャンの演奏を聴きに行きましょう!
良いところへのリスペクトはもちろん、そうでないところに文句が言えるようなら、それだけあなたはジャズを分かっている、ということになります。
「私だったらあんなことはしないけどな・・・」みたいなコメントが出来たら上等です。
そして、自分だったらどうするのか?まで考えます。
あの程度の演奏でライブするなら、自分だって出来る!なんて思えたら、最高です。
そういうライブこそ、自分の背中を押してくれるものだからです。
そうやって、ミュージシャン同志が前進していければいいと私は思っています。
アドリブ初心者の為の
体系的に学べるレッスン
ジャズピアノ&アドリブコーチ
性格気質と自己表現の研究家
音大&ジャズ研未経験で、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
約8年間ジャズピアノの実態が分からなかったが、ある時ヒラメキが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいピアノに夢中になる。
2016年より1児の母をしながらリアル&オンラインコーチングレッスンを開始し、ゼロベースの初心者でも、1年以内にリードシートのみで、アドリブ、セッションに参加できる体系的なメソッドを提供中。
更に、なぜ自分はアドリブが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが分かり、楽器・アドリブの熟達法と内面性の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。