譜面を見てイメージできないとジャズピアノのアドリブができない

もくじ
イメージが先、結果が後
みなさんは、家から最寄駅まで行くこと出来ますか?
車でも歩きでも。
突然、変な質問でしたね。
もちろん、はい、とお答えしますよね。
では、なぜ行くことが出来るのでしょうか?!
道順を知っているからですよね。
なぜこの話をしたかというと、人間は、先々のことがイメージ出来ないと行動が出来ない、ということを実感してほしかったからです。
これは、ジャズピアノにも言えることです。
譜面を見た時の脳の状態
では、譜面を見たときに、ジャズピアノが弾ける人の頭の中を言語化してお見せしますね。
キーは何かな?
コード進行は何かな?
曲の構成はどんなものかな?
ジャンルは?
テンポは?
何拍子?
などなど・・・
こうして、その曲がどんなものなのか、頭の中でイメージをするために、上記のような質問を自分に投げかけて、答を導き出しています。
々なジャンルの即興演奏に対応出来る人は、この自問自答が速いです。
ですから、始めて見る譜面で知らない曲であったとしても、その曲がどんなものなのか、イメージが出来て、演奏出来るのです。
このように、人間は何をするにしても、イメージ先行で行動ができます。
ジャズピアノの本当の練習の目的とは
ということは、ジャズピアノの練習って何のためにやるのか?
これは、イメージを先に作れるようにするためです!
特に、ジャズは即興演奏ですから、予め自分の中で答えを予期させる必要があります。
その答えを予期させるために、知識や理論を学んで、実際に音を出して練習をしているんですね。
もし、譜面を見ても演奏出来ないことが多ければ、それは曲に対するイメージ出来るだけの力が不足しているということです。
これに対応できるようになるには、ある程度の勉強と日々の練習が必要になる、ということですね。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。