ジャズピアノは6割できたらセッションは完璧

もくじ
とりあえず現場に出ることが大事
いきなりですが、今回は2014年の私の演奏動画をみなさんにお見せするところからお話します。
これは、都内のホテルでBGM演奏したものです。
この演奏を聴いて、みなさんはどう思われますか?
実はこの時、私はコードがパッと押さえることができず、テンションも何の音が何番だかよく分からない状態で弾いています。
即興演奏に対応して弾くことが出来ないレベルの演奏です。
今の自分が出来ることをやる
では、この時、私はどう弾いていたのか?
それは、3か月も前から、二段譜を書いて準備して、この演奏の場に臨みました。(汗)
当時の私は、たまたま結婚式で演奏できるチャンスが来たので、未熟ながらも、やってみようという思いで、必死に、でも楽しんでやっていました!
身内の結婚式でしたので、失敗しても大丈夫かな、このチャンスは、今、弾けってことだな!と自分では感じていました。
もちろん、思い切って、やって良かったです。
私が最もお伝えしたいことは、
6割の出来栄えであれば、演奏の場に出かけよう!です。
ジャズは即興演奏です。
即興演奏の良いところは、「どこまで正でどこまで誤だかはっきりしないところ」です。
私は、そこがとても気楽で、どんどん外で弾いていました。
ジャズが早く上達する人は、自由に自分で試すことが出来る人です。
知識を勉強するだけでは、即興演奏は出来ません。
結局は何をやっても間違いはない
今となって思うことは、ジャズを知れば知るほど、シンプルなものだということです。
更に、何が正しく、何が間違っている、というのもあってないようなものだなと思うことです。
これが現実です。
上手に弾きたい気持ちは分かりますが、それは、本当は自分の都合の為だけだったりします。
理論を学んで、実技の練習をして、長く続ける程、内容がシンプルになっている自分がいます。
まずは、半信半疑のままでいいので、現場主義で、セッションに参加することが大事です。
勢いでどんどん、自分の音を作り出して楽しんでみて下さい!

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。