ジャズピアノのセッションに参加出来ない時のとっておき練習法

自宅にいても現場を再現することが大事
みなさんは、セッションにどのくらい参加していますか?
私は、アドリブがまともに出来なかった時は、週1回グループレッスンに参加していました。
ですが、子供ができてからは、時間に制約が出来たため、練習方法に工夫をせざるを得なくなりました。
今回おつたえする練習法は、私の経験から生み出したものです。
その練習法とは、誰かが演奏している音源の上からかぶせて弾くことです。^^
ある程度、アドリブが出来る方向きではありますが、とても効果的です。
マイナスワンでは足りない
マイナスワンのような音源を伴奏にして、練習をするのはみなさんも知っている事と思います。
ところが、マイナスワンに合わせるだけだと不都合なことが起きてしまいます。
それは、機械の伴奏だとテンポがキープされ過ぎて、それに慣れてしまうと、人とのセッションでは合わなくなるということです。
人の演奏は、どんなにリズムやテンポをキープできるプロでも、機械と比べると不安定です。
別の言葉では、「ゆらぎ」ですね。
私は、誰かの動画演奏のテンポを図ることがあるのですが、メトロノームと演奏が最初から最後まで合った試しがありません。
人間がどんなに安定したテンポを出しても、やはり機械にはかなわない、ということですね。
臨場感が演奏力を養う
だとすると、セッションやライブは、生身の人間とやります。
少しでも、生演奏に慣れる練習が長ければよいということです。
そこで、自宅での練習に必要なことが、臨場感作りです。
動画に合わせてセッションをしたり、音源もなるべく良い音が鳴るスピーカーを通して聴きます。
この練習が、本当にセッションに参加しているようで、個人的にはとても楽しいです!
動画によっては、音が聞こえずらいこともありますが、機械的ではないフロントのアドリブや、ドラムソロなど、相手の音を聴こうとする配慮する力が、今まで以上に付いてきます。
どうしても、マイナスワンですと、想定内なので、伴奏の音を本気で聴こうとしません。
この練習をするようになってから、セッションに行きたいけど行けないフラストレーションもかなり解消されました。(笑)
時間がある方は、もちろん、現場で演奏をした方がいいです。
お店が近くにない地方の方や、忙しくてセッションに通えない方には、オススメです。
初心者、緊張しやすい方、HSP気質の音楽家の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。