ジャズピアノが格段に上達するために最初の2年でやること

もくじ
1年目は現場に出る
私のレッスンではある条件を満たした人を募集しています。
それは、セッション、レッスン、独学のいずれかを、自分なりにやった人です。
なぜなら、音楽は体験することから始まるからです。
特に、始めた2年目くらいまでの過ごし方で、上達のスピードが違ってきます。
具体的には、
1. ジャズピアノを始めた、最初の1年目は、未熟ながらもセッションに参加して現場を知る。
若しくは、自分なりに難しいことは抜きに、見よう見まねでやってみる。
2. 次の2年目から、本物のコードワークを理解して、スキルアップに集中する。
つまり、
1. 感覚、体感で演奏する。
2. 論理、知識を整理しながら演奏する。
というわけです。
完成のイメージを知っておく
なぜ、この順番なのか。
普通の人は、いろいろなことを知ってから、セッションのお店に行ってみよう~となりますよね。
ですが、この順番が逆転した時点で、ジャズピアノ上達への道からは、かなり遠ざかります!
それは、ジャズという現場がどんなものなのかを、先に体感して知っておくことが、大事だからです。
子供のように、理屈は抜きでいいから、先ずはやってみるのです。
すると、自分はあんな風に演奏したい、こういうところが難しいなぁ、といったことを現場、現実で知っているので、ゴール設定が明確になり、そこへ向かって自然と練習したくなります。
要するに、自分がどうなりたいのかのゴールが見えるから、やるべきことが分かり、練習したくなるというわけです。
取組む順番が大事
もし、「2」のコードワークやスキルアップを先にやろうとすると、どうなるでしょうか。
それは、理解出来ない、難しい、と感じやすくなり、ジャズピアノに対して、苦手意識を持ちやすくなります。
ジャズという現場を知らないので、イメージが湧きにくく、その状態で、コードワークをやっても理解、スキルの吸収が遅い、という状態に陥りやすくなります。
そのため、私のレッスン対象者は、ジャズピアノを始めて2年以上、とさせて頂いているのです。
ですが、まだ怖くて、セッションに参加したことがない、という方が多数なので、一人の生徒さんのためにセッションの時間も作って、現場を体験するという時間も設定しています。
先ずは、ジャズピアノを始めた1年目の頃は、出来なくても、演奏に参加する勇気がなくても、セッション、という現場に足を運ぶことをオススメします。
毎回、見学をすれば、常連さんと顔見知りになり、ブルースくらいやりませんか?などと、声をかけてもらえることもあります!
最初は、緊張したり、自分が何も出来なくて肩身が狭い思いをするかもしれません。
しかし、最初は誰でも、ゼロスタートです。
ここは、思い切ってジャズを知る、というところから始めると、後々の練習がやり易くなりますよ。

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。