なぜジャズピアノでアドリブが出来るのか

弾ける人の頭の中を見てみたいと思っていた私

初心者時代の私は、上級者やプロの演奏を聴いて、何であんなにスラスラアドリブが出来るのだろう??なんていつも思っていました。

さぞ、音楽のセンスがよく、何か特殊な才能があるんだろう・・・と。

また、上級者やプロの頭の中は、いったいどうなっているのか教えてほしい、とも切望していました。

頭の中を割って見せてほしい!とまで思っていました。(笑)

それが、ようやく私には分かりました。

アドリブは頭の中のデータを元に作る

アドリブは偶然出来るものではなく、全て意図的なものである、ということです。

よく、空からメロディーが降ってきました。

みたいな発言を、中にはしていらっしゃいますが、それは、単なる表現の違いです。

その人が、メロディーが降ってきたことを、論理的に説明出来ていないだけです。。。

完全ゼロから作る、作曲もそうですが、アドリブというのは、ある情報を一定のルールに則って、演奏しているに過ぎません。

頭の中に、ある程度の情報叩き込んで、それを、ルールに基づいてメロディー化させるのです。

この手順を、何度も何度も脳に教えることにより、自然と無意識にメロディー化することを、脳が覚えるのです。

ただ、これだけのことです。

脳の仕組みを知ったら練習するだけ

「空からメロディーが降ってくる」とは、ある程度の情報をルールに基づいてメロディー化させることが、深い意識のレベルまで定着した時に、「脳が無意識に自動処理してくれる」という現象です。

ですから、こんな風に、淡々と言語化してしまうと、音楽にロマンや夢物語を抱いていた人からすると、若干引き気味になると思います。

でも、これが即興演奏の実態です。

この、何度も何度も脳に教え込ます、という段階が、まさに地味で地道なコードワークなのです。

ですから、天才だから、空からメロディーが降ってくるのをキャッチする、というのはお門違いです。

誰だって、きちんと基本的な事をマスターすれば、ジャズピアノは弾けます。

ジャズピアノに興味を持った段階で、やることをやれば誰でも出来るのです!

出来ていないとしたら、それは、何かをやっていないからです。

もう、出来ないことを自分の才能、能力のせいにするのは止めましょうね。

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