アドリブ上手な人の習慣とは

もくじ
自分の演奏を振り返っていますか?
今日も基本編1年コースの方のレッスンでした!
終盤を迎えているので、一通りのことはお伝えしているのですが、最後はスウィングのコツを集中的にやっています。
スウィングしなきゃ意味が無い?!なんて曲があるくらいですが、ジャズで一番大事なことはスウィングしているかどうか・・・と私は思っています。
そして、私もまだスウィングのコツを掴めなかった頃からやっていることがあります。
それは、自分の演奏を客観視することです!
具体的には、録音、録画をして振り返りをしていました。
今日のレッスンでも、スウィングしているかどうかを必ず録音して振り返って下さいねと何度もお伝えしていましたよ。
アドリブが上手な人の習慣とは
8分11秒
聞こえ方が違う脳の不思議
実は、上手くなる人というのは、自分の演奏を客観視する習慣があります。
簡単言えば、自分の演奏の録音録画を見ることですね。
これはとっても重要な時間です!
なぜなら、自分で演奏しながら自分の演奏を客観視するのはほぼ難しいからです。
演奏しながら自分の音を聞いている時と、演奏しないで録音録画で自分の音を聞いているときの聞こえ方が、脳の機能からしても捉え方が全く違うと言われています。
また、俯瞰して物事を見たり、捉えることで、真の問題点が分かって解決しやすくなるところから、音楽では自分の演奏を他人ごとのように客観視することで、演奏がブラシュアップされやすいのです!
よくあるのが、演奏していたときはイイ感じに弾けていたと思ったけど、振り返ったら全然イケてない・・・というギャップです。(笑)
私はちょくちょくコレで、ガッカリしたこともありましたが、これくらい聞こえ方や感じ方が違います。
例えば、もっと強調しないと違いが伝わらないな・・・と思えば、表現を大げさにしてみたり、もっと小さく繊細にしないと伝わらないな・・・と思えば、体すらも小さく縮めて音を鳴らしたりと調整することが出来ます。
人目にさらすと磨かれます!
つい先日、あるセラピストの方が、「日本人は世界の中でも最も人目を気にする民族」と言っていました。
ならば、、、単に人目を気にするだけでは、マイナスに働くと勿体ないので、そこは日本人ならでは向上心に結びつけるといいかなと私は思います。
とすれば、自分一人でコソコソやらずに、誰かと音楽をシェアすることです!
もちろん、見ず知らずの人でなくていいので、親しい音楽仲間とセッションをしたり、内輪で作品を見せ合ったり、信頼出来る先生と振り返ったり。
そんなことをすればするほど、自分の演奏を振り返る機会も増えてきます。
私であれば、YouTubeにアップするとなると、必ず自分の演奏を振り返りますし。。。
敷居が高いかもしれませんが、自分や自分の作品を外へ発信したり、人に見せる、魅せる、といった活動の人は、どんどん磨かれていくのですね!
私のレッスンでも、セッションに参加したら必ず録音録画をして、私に送ってフィードバックをもらうようにお願いしています。
10回弾くより3回弾いて振り返る方が、上達では効果的ですので、是非日常に取り入れてみて下さいね。
ジャズピアノの全容を掴んで効果的に練習する方法はこちらです!
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アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。