アドリブが難しい本当の原因

もくじ
譜面ものとアドリブの違い
私がレッスンをしていて、つくづく感じることがあります。
それは、アドリブが難しい本当の原因です。
ホントのホントは難しくないです!(どっちなんじゃ・・・)
でも、大人になると難しく感じてしまいます。
それはどうしてか・・・
ズバリ、正解が無いからです!!
譜面ものは、最低でも譜面に書かれていることを、その通りに再現することが目的ですよね。
だから、音が1音でも違えば、間違いとなるし、リズムがズレたら、それは間違いとなるわけです。
しかし、、、
アドリブは、最低限の情報がリードシートに書いてあるだけで、その情報を元に、コードやスケール、伴奏的なことやメロディを自分の意思で決めます!
簡単に言ってしまえば、自分で選んだものが正解です。
コレ、とっても自由ですよね~
私は、自分で選びたい人なので、アドリブをやってて本当に良かったって思います。
でも、アドリブを始めたばかりの大人はたいてい、難しい・・・・となって、頭をかかえちゃうんです。
動画でもお話しています!
アドリブが難しいと感じるのはコレが原因です。
12分03秒
自分の意思で選択する自由を忘れていませんか
日常生活でも、何でもいいよ、何をしてもイイよ、と言われて頭が真っ白になった経験ってありませんか?
例えば、
何の仕事を選んでもいいよ!
何を食べてもいいよ!
何を言ってもいいよ!
こんな風に言われて、頭が真っ白になったとしたら、それは「人の指示待ち人間」になっている可能性があります。^^;
自分の意思で、~~をやりたいからやる!と決めることが日常生活で少ない可能性が高いです。
だから、アドリブになると難しく感じてしまうのです・・・
大人になると、~~をすべき、~~をしないといけない、という行動指針が増えがちです。
親や社会からの学習や常識に、自分を当てはめると、欲求ではなく義務で動いてしまうからです。
義務というのは、正解不正解を探す頭の使い方になっているので、
だからアドリブでも、
この音で合っているかな・・・
この解釈で合っているかな・・・
これで間違ってないかな・・・
という自問自答を無意識にしちゃうのですね!
これで合っていますか??みたいな答え合わせの質問を誰かによくする方は、もっと自分の意思を自問自答してみるといいです。
なのでアドリブは、先程も話したように自分で作るものなので、自分が良いと思えばそれでイイというのを前提にして、その上で、意図的に発展させるためには、知識とスキルを少し上乗せすると効果的、と考えるといいと私は考えています。
最初はおおよその基準を聞く
それでも、ジャズピアノって何がどういいのかも良く分からないと、初めての方は思うかも知れませんね。
私も、最初はそうでした。。。
ある程度の基準があったほうが、ジャズってこういうイメージ、とか、こういうリズムだよね、とか、こういうサウンドだよね、と、自分なりの好みが分かってきます。
そのためには、最初はある程度レッスンを受けて、基本的な情報は入れておくといいです。
私も、独学ではやってこなかったので、いろいろな人からのサポートを頂いてここまできました。
そしてある日、先生によって、言っていることが真逆ということに気付きました。
それからは、もう何でもいいんだな・・・自分で決める!!となって、ジャズピアノのレッスンを受けることを止めました。
というわけで、最後は自分で何を選んでもOK!ということを前提にやっていくといいです。
あまりにも基準がなさ過ぎる!という方は全体像をこちらで把握して下さいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。