ジャズ理論を感覚に変える作業をしていますか?

もくじ
分かったつもりの人が殆どです
楽器が弾けるようになるのに
最も大事な事は、
体で腑に落とせているかです。
例えば、
たくさんの情報が
ネット、メルマガ、ブログで
公開されていますが、
読んで終わる方は本当に多いです。
私も、
ブログ、メルマガで弾けるようになるコツを
定期的に発信していますが、
忠実に書いてあることを実践する人は
殆どいないようです。
例えば、
12キーで練習するという話。
これも、
分かっているけどやっていない、
と言われる方をたくさん見てきました。
12キー弾くことのメリットは
今までにもお伝えしましたが、
本当にこれが大事!
と体に教える必要があります。
こちらの動画をご覧下さい。
Old Folks
バラードこそ、
知識を感覚に変えて腑に落とさないと
弾けないということを
私は身を持って体験しました。
どういうことかと言うと・・・
このスケールだから
コレを弾けばいい、
という曲分析上の理解だけでなく、
感覚的に、物理的なエネルギーに
変換して表現するということです。
映像的なイメージ、
音や感触による体の感覚、
感情表現、
このような感覚をあえて言うなら、
スケール、コード、ナンバリング・・・
のように音楽用語で
言っているだけなのです。
ということは、
ある程度の知識を知ったら、
極めて個人的な感覚に変換して
体で分かる必要があります。
12キーは体に教えるにはベストな練習
知識を感覚に変えて、
腑に落とすとどうなるのでしょうか?
それは、
瞬間的に反応出来るようになるので、
アドリブ、即興演奏に繋がります。
知識止まりですと、
瞬間的な反応が出来ません。
頭で考えているのと
体が反応するのでは、
処理スピードが違うからです。
では、
処理スピードを上げるためには、
どうしたらよいでしょうか?
それは、
12キーで練習することです。
やはり、12キーです!
ピアノの場合、
12キーで弾くと、
指の感触が全く違うので、
それだけでも体で分かることになります。
更に、
音の響き、流れを本当に理解するには、
12種類の音の並びで試すとよく分かります。
個人レッスンでは、
ゼロベースの方に、
オルタードスケールを理解してもらうために、
12キーで私とコール&レスポンスを
するくらいです。
ここまでやって、
よく分かりました!
とみなさん仰います。
黒本では♭キーが多いですが、
全体像の話から見ても、
12キー弾くのは必須です。
文字情報だけで分かったつもりではなく、
実際に鍵盤上で音を鳴らして、
腑に落とすことを大事にして下さいね。
鍵盤上で確認することの大切さは、
こちらにもまとめています。
宜しければご覧下さいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

アドリブ初心者の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。