脳にジャズピアノの練習内容を自覚させると挫折しない

練習記録とっていますか?
みなさんは、自分の練習記録をとっていますか?
そんなの面倒くさい!と思うかもしれませんね。
ですが、練習記録をとるのは、意外と深い意味があります。
今回は、練習記録をとることの重要性をお伝えします。
私は、元々気が散乱しやすいので、一つのことに集中することが苦手です。
まだ、ジャズピアノを始めたばかりの頃は、曲をあちらこちら気分で決めて、なんとなく弾いていました。
しかし、本気で練習を始めてからは、記録を取ることの大切さに気付いたのです。
記録をとることの本当の目的とは
ここで、記録をとることの大切さをまとめてお伝えしますね。
1. 前回、何をやったか、思い出すためのメモ。
2. 過去、何をやったか、思い出すためのメモ。
3. 自分は確実に積み上がっていると実感させるためのメモ。
1と2は、想像がつくと思います。
単に、記憶を思い起こすためのメモです。
私は、前日の練習ですらも、すっかり忘れています。(汗)
なので、前日の練習内容を確認して、それに繋がる今日の練習を決めてやりました。
過去もほぼ同じです。
確か、こんなことやっていたよなぁ、みたいな遠い過去を振り返る為に使います。
そして、実は3が最も大事です。
それは、言語化して初めて、自分がこういう練習をしている、と脳が実感するのです。
頭の中で思ったことは、言葉にして外へ出さないと、脳は実態を理解していません。
事実と空想の区別がつかないのです。
口に出して言ったり、ノートに書いたりして言語化できた時に、初めて、脳が「私はこんなことをやったんだ」と認識してくれます。
記録をとるとどうなるのか
これを、うまく使って、自分が取り組んでいる練習は確実に意味のある、結果の出ることだ、という「積み上がっている感」を認識させます。
すると、自分はやるべきことをやっている、大丈夫だね、という確信のようなものがあり、練習が続けられるようになります。
心理学で言うところの、自己肯定感が上がるというものです。
ポイントは、振り返ったときに、前進している感じ、私はやっているという感じ、積み上がって成長している感じ、を味わうことです。
記録をとったり、言語化してアウトプットすることは、何かを続けたり成し遂げる上で大事な手段です。
是非、記録をとる習慣を取り入れてみてくださいね。
音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。
初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。
10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。
30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。
バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。
レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。
相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。
音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。