ジャズピアノのアドリブ練習は音域を狭くして弾こう

音数を減らして音域を狭めよう
私のレッスンを受けていらっしゃる
1年コースの方はみなさん、
両手でアドリブをすることに
慣れていません。
ですから、
負担にならないように、
少しずつ両手で弾けるように
進めていくのがポイントです。
多くの人が、
いきなり難しいことに
挑戦して苦しくなる・・・
というパターンを繰り返しています。
私から見ると、
もう上級者レベルのことを
やっているの?!
なんて思うことも多いです。
そこで、
アドリブ練習に必要な
初心者の人が心がけると良い
ポイントを1つ
動画でお話しました。
初心者にとって
基本となるアドリブ練習とは
3分14秒
ここでもお話しましたが、
先ずは音数を減らすことが
一番大事です。
アドリブに慣れていないうちに、
スケールの音全てを使おうとすると、
まとまりの無い、
トンチンカンなメロディに
聞こえてしまいます。
特にピアノの場合、
鍵盤が見えているために、
とにかく音を鳴らさなきゃ・・・
といった焦りの元で、
アドリブしてしまいがちです。
また、
音数が増えるというのは、
メロディが詰まるだけでなく、
音域も広がりやすいです。
実は、音域が広がるほど、
ピアノは難易度が上がります。
ソロピアノが難しいのは
そのためです。
ですから、
初めから音数を絞って、
音域を狭めてアドリブすることが
大事です。
スケールの音を全て使うよりも少ない音数で12キーで弾こう
アドリブに慣れていないうちは、
片手の5本指で間に合う程度で
ちょうど良いです。
指くぐりが出てくると、
難しくなります。
更に大事な事は、
一つのキーで
スケールの音を全て使うよりも、
少ない音数で12キー弾けることの方が、
大事です。
やってみる分かりますが、
こちらの方が、
早くアドリブが上達します。
相対音感が身につくのと、
鍵盤を指に馴染ませて
鍵盤と仲良くなるというのが、
ジャズピアノに必要な
能力だからです。
転調も激しいジャズですから、
キーが急に変わっても
音痴にならないような
感覚が必要です。
片手の5本指でしたら、
プロもアマも初心者も
メロディの内容には
大差がありません。
ですから、
まずは音域を狭くして、
自由に指を動かすことから
始めてみて下さいね。
更にジャズピアノをマスターするための
コツを知りたい方は
こちらをご覧くださいね。
https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0
初心者、緊張しやすい方、HSP気質の音楽家の為の
ジャズピアノ&アドリブコーチ
音楽と成長の研究家
HSS型HSP気質(外向的かつ内向的なので、内面の拮抗に苦しみやすい気質)で、大きな失敗、大きな成功の両方を体験。
その結果、メンタルサポートを含めた、体系化されたジャズピアノのオンラインレッスンを2016年よりスタート。
自信は、音大経験無し、ジャズ研経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。
その後、8年くらいジャズピアノの実態が掴めず、右往左往するが、ある日突然ひらめきが起こり、何を何からやったら、誰でもジャズピアノが弾けるのかが分かり、1日6時間くらいの練習と研究に夢中になる。
更に、なぜ自分はジャズピアノが弾けるようになったのかが、心理学や脳科学の観点で説明が出来ることが判明。
自分のやってきた体験に価値があることが分かり、内面性と楽器熟達の関係について、レッスン、YouTube、ブロブ、メルマガで語っている。
同時に、会社員を退職後、人の内面性に興味を持ち、心理学、脳科学、スピリチュアルを45人以上の講師に学び、2017年より1児の母をしながらレッスンを開始。
オンラインレッスンでもゼロベースの初心者が、1年以内にリードシートのみで、セッションに参加できる体系的なジャズピアノメソッドを提供。
そこで気付いた、人に分かりやすく共感される説明力を活かし、演奏家ではなく人材育成、教材開発、コーチングを本業とする。
現在は国内外問わず、オンラインによるレッスン、講座、セミナーを提供し、分かりやすい、簡潔、との好評を得ている。
また、幼少期の頃は、外からの刺激に敏感なHSP(Highly Sensitive Person)気質に悩みながら、言いたいことが言えない時間を過ごす。
19歳から27歳までは、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。
後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。