書き譜をしてはいけない2つの理由

現場で対応する反応スピードをあげること

 

初心者の人が
アドリブのための練習方法として、
よくある間違いがあります。

 

 

その代表例が、
音符表記に直して
フレーズを書き譜にすることです。

 

 

書き譜に関しては、
教える側もつい、
宿題にして出すことが多いです。

 

 

では、
なぜ書き譜をしてはいけないのか
理由をお伝えします。

 

 

ちなみに、
動画でもお話ししていますので、
早く知りたい方はこちらをどうぞ。

 

書き譜をしてはいけない2つの理由

 

 

まず1つ目です。

 

 

それは、
アドリブをしたいのならば、
その場でパッと音を鳴らす訓練を
する必要があるからです。

 

 

書き譜にすると、
メロディが出てくるまでに、
頭の中ではいろいろ考え、
時間がかかっています。

 

 

一方で、
楽器で音を鳴らすことをすれば、
その場で音をパッとならす訓練に
なっています。

 

 

フレーズを譜面に書くのと、
楽器で音を鳴らすのでは、
完全に頭の使い方が違うのが
お分かりでしょうか。

 

 

フレーズを出すのに、
書いてしまうと、
時間をかけて考えフレージングする、
というところから卒業できないのです。

 

 

もしあなたが、
作曲家や編曲家になりたいのであれば、
書くという作業も必要になってきます。

 

 

教える側がつい、
ジャズピアノのレッスンで、
アドリブを書かせる宿題を出すのは、
ご本人が既に、
仕事で作編曲の仕事をしており、
譜面を制作していることが考えられます。

 

 

これが、
さぞ初心者のアドリブ向上に
繋がると勘違いしている
可能性が高いです。

 

 

書くという行為は素っ飛ばして、
いきなり楽器で音を鳴らすことこそが、
現場でアドリブをするための
訓練になります。

 

 

これが、
アドリブが出来る
ジャズ脳作りになります。

 

完璧なもの1つよりチープで多数のフレージングを

 

2つ目の理由です。

 

 

それは、
書き譜作りをすると、
完璧主義になりやすいことです。

 

 

これは、
書く作業をやればやるほど、
完璧なフレージングでないと
アドリブは出来ない、
若しくは、
完璧なフレージングでないと
セッションに参加出来ない、
という脳への学習に繋がっていきます。

 

 

また、
書く作業が長い人が、
いきなり楽器でアドリブをすると、
書いたフレージングよりも
完成度の低いアドリブに対して、
がっかりすることが多いです。

 

 

書く作業は時間をかけていますので、
それなりの完成度にはなります。

 

 

一方で、
同じ人がその場でパッと音を鳴らせば、
書いたフレージングよりも
完成度は落ちて当然です。

 

 

もし、
アドリブをしたいのならば、
完成度の高いフレージングを
1つ完成させるのではなく、
少ない音数でも、
チープなフレージングでもいいので、
小出しに数多く
音を鳴らすことをしましょう。

 

 

こうすることによって、
今できることで対処すればいい、
という発想になり、
今すぐにでもセッションに参加してもよい、
と脳では理解します。

 

 

もちろん、
完璧主義からも卒業できます。

 

 

以上が、
書き譜をしてはいけない
2つの理由です。

 

 

リードシートだけで
両手で弾けない方は、
上記は必須ですので、
試してみて下さいね。

 

 

更に、アドリブに繋がる
前知識はこちらにもまとめています。

https://peraichi.com/landing_pages/view/5b3i0

 

大貫 恵子

音大経験無し、ピアノブランク13年、30歳でコードを知る。

10年間で45人の講師に、音楽、心理学、脳科学を学んだことにより、教える技術、学ぶ技術を身に付ける。

初心者に、複雑な音楽理論を分かりやすく伝えることを得意とする。

10年以上、ピアノを弾かない、音楽も聴かない、音楽と疎遠な生活を送っていたところ、原因不明の体調不良を発症。

後に、人は本来の自分と違った姿をしていると、病気になるということが分かり、一生音楽と関わる人生を送ると決心する。

30代で、心理カウンセラーを目指していたが、ジャズピアノを教えて欲しいとの声を受け、1児の母をしながらレッスンを開始。

バークリーなど海外留学経験のある先生についても、音楽理論がさっぱり分からなかった人が、ジャズピアノの構造を理解し、どんな順番でどんな練習をすれば、最短で上達するのかが分かるようになったと、練習が続けられる人が続出する。

レッスンでは、初心者が陥りやすい心理的な壁も理解し、カウンセリングも併用。

相手の本質と真の問題を見抜き、ジャズピアノを弾く本当の目的を伝える。

音楽の問題はプライベートの問題にもつながることを見抜き、パートナーシップ、親子関係、転職、性格コンプレックスなど、プライベートの問題まで、同時に解決したと好評を得ている。